和歌山電鉄いちご電車(2)
貴志川線祭りは10:30開始なので、和歌山9:45発の電車に乗る。途中駅から祭りに参加する予定の親子連れがたくさん乗ってくる。話を聞いていると、貴志川線に乗るのは数年ぶりという人もいた。和歌山市内なら車のほうが便利だろうが、大阪に行くときにでも電車を使ってもらいたいものだ。
伊太祁曽駅に着く。駅に隣接する車庫には、すでに「いちご電車」が停まっていて、シャッター音があちこちで聞こえてくる。お子様向けの企画として、子供用の「いちご電車」の制服を着た写真を駅員が撮ってくれるというイベントがあったが、すぐに定員の50人は突破したようだ。駅でもらったチラシによると、「いちご電車」の内部を見ることができるのは、セレモニーが終わった11:15から。日射病にかからないのが不思議なぐらい、太陽がまぶしく降り注ぐ。
電車の中を見るのが目的なので、暑い日差しの中、並ぶ。同じように炎天下、汗をかきながら並んでいる人が多いが、駅員は何の案内もしない。混乱するのは十分予測できる。子供が日射病になったらどうするのだろうか? 整理券を配るなどして、第2会場の近くの神社(ここには屋台や子供用のミニ電車もある)に誘導したほうがよいだろう。子供なら、親にお菓子をねだって、お金を落としてくれるだろう。おまけに、来賓の控え室として「いちご電車」を使っている。いち早く「いちご電車」を一般に開放して、混乱を早期に収拾させたほうがよい。控え室なら、同じように車庫に停まっている普通の電車を使えばよい。
セレモニーが終わり、「いちご電車」は来賓の控え室として使われていたが、来賓は次の会場に向かったようだ。大した案内がないまま家族連れ、鉄道ファンが「いちご電車」の中に入っていった。(続く)
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