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「帰宅支援マップ」は役立たず?

 東京、大阪などの大都市圏では、地震に備えたいわゆる「帰宅支援マップ」が作成され、本屋などでも販売されています。しかし、この「帰宅支援マップ」はいざというとき、役に立たないかもしれないのです。

 というのも、「帰宅支援マップ」で都心から帰宅するために指定された道路が、ビルの倒壊などでふさがれてしまうからです。橋が通行不可能になる可能性もあります。立命館大学の高橋教授の調査によれば、名古屋市内で震度6以上の地震が起きた場合、中心部(中区?)で2割程度、周辺の守山区、緑区、北名古屋市などでは8割以上の道路が通行できなくなるようです。

 普通の状態なら、歩いて家に帰ることは可能ですが(もちろん、電車で帰るよりもかなりの時間がかかり、苦痛です。水や食料代もかかります。)、地震のときはすぐには帰ることができないかもしれません。ビルに2、3日いても大丈夫なように、食料などを備蓄しておいたほうが賢明ですね。
(参考:中日新聞8月31日夕刊 E版)

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Comments

こんばんは~

何年か前に、うちの市でも地震があった時に名古屋から
何時間もかけて帰る訓練をしてましたけど。

本当に地震があったときは道は遮断されてるだろうから
そんなに簡単には帰られませんね。

東山動物園でも訓練をしてましたけど、可愛いトラのヌイグルミを捕まえてました。

Posted by: まるこ姫 | 2006.09.03 08:23 PM

 まるこ姫さん、こんばんは。

* 本当に地震があったときは道は遮断されてるだろうから

 普通の日でも歩いて職場から帰ることは困難ですが(電車や車を使ったほうが明らかに楽です)、地震のときは道路も通れないことがあるので、さらに大変です。

 のどが渇いたり、お腹が空いても、コンビニが営業しているとは限りません。阪神大震災のときも、店はつぶれなかったのですが、あっという間に商品はなくなりました。

Posted by: たべちゃん | 2006.09.03 09:31 PM

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