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社会保障に期待せず

 フィデリティ投信が大学生(18~24歳)に対してインターネットでアンケートを行ったところ、84%の学生が親などの家族の老後の面倒を個人で見るべきだと答え、国に期待する学生は10%しかいませんでした。また、43%の学生が、現役世代が高齢者の生活を支える今の社会保障の制度は維持できないと答えました(維持できると答えたのは25%)。さらに、87%の学生が、現役世代が高齢者の生活を支える社会構造に不安を持っていると答えています。

 このblogでも何度が取り上げていますが、少子高齢化が進んだ現在では、現役世代に支えてもらうのは無理です。目先の選挙のことを考えると高齢者に甘い政策を採りたいのでしょうが、将来のことを考えると、それでは破綻してしまうのはわかりきったことです。確実に損するものにお金を払うのは無駄です。社会保障への信頼を取り戻すためには、世代間の不公平を解消する(高齢者の給付を抑える)ことが不可欠です。
(参考:中日新聞10月14日朝刊 12版)

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