痴漢は混雑の激しい路線でよく起こる
12日に行われた名古屋市議会(土木交通委員会)で、昨年度に名古屋市地下鉄で起きた痴漢41件のうち、約7割の29件が東山線で起きていたことがわかりました。このうち20件は、一番混雑が激しい名古屋-栄間で起きています。
名古屋市の地下鉄は、JR・名鉄・近鉄のターミナルがある名古屋、中心の栄、千種区や名東区の住宅地を結ぶメインの東山線がどうしても混みます。道路は立派な名古屋ですが、最初にできた地下鉄東山線は将来を読みきれなかったのでしょうか、小型のものです。本数を増やしたり電車を増結できればよいのですが、朝のラッシュ時は2分間隔で運転されているので、これ以上の増発は困難です。また、ホームなどの設備が現在の6両ギリギリでしか設計されていないので、8両などに増やすことも難しいです。
委員の中には、すでに朝のラッシュ時に1両設定されている女性専用車を増やすことを希望している人もいましたが、そういうことをするとほかの車両の混雑が悪化します。すぐ北側を並行して走る桜通線(こちらは余裕があります)に誘導することを考えたほうがよいでしょう。空いている車内では痴漢もやりにくいでしょう。
(参考:中日新聞10月13日朝刊 12版)
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