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インターネット上の世界で稼ぐ人々

 アメリカには、130万人の人が住む、インターネット上の世界があります。名前は「セカンド・ライフ」、アメリカのリンドン・ラボ社がつくった世界です。

 この「セカンド・ライフ」にも、住宅や商店などが存在します。自分の分身をつくって、その世界の中を歩いたり、その世界にいる人と会話したりすることができます。5ドルの地代を払えば、その世界の中に家を持つことができます。この地代収入が、リンドン・ラボ社の収益源です。

 大企業を中心に、この「セカンド・ライフ」内で、自社の製品の広告を出しているところがあります。ところが、中には、分身用の服を販売する服屋や、土地を整地して貸し出す不動産業を営む者もいるようです。ちゃんと利益を上げ、商売として成り立っている人もいます。「セカンド・ライフ」では月に約10億円のお金が動いているとも言われ、アメリカ議会では、このお金の動きにどうやって課税しようかと議論をしているようです。

 「セカンド・ライフ」は、来年、日本語版もできるようです。ゲームの世界でも、せっせと敵を倒してゲーム用の武器を買い、それを忙しい(けど、ゲームはしたい)人に売るという商売があるようです。何が現実で、何が仮想かわからないですね。
(参考:中日新聞12月3日朝刊 12版)

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