桃花台に新交通システム復活?
名鉄小牧駅と桃花台ニュータウンとを結ぶ新交通システム「ピーチライナー」は、事前の想定よりも利用者が少なかったため、9月に廃止となりました。
しかし、高架の軌道はそのまま残っています。この高架をどのような活用するか、ということで、昨日、有識者(竹内岐阜大教授など7人)による会議が愛知県庁で開かれました。そこでは、高架施設を利用した新たな公共交通機関を導入することを提案したようです。
でも、「ピーチライナー」が新交通システムとしては異例の廃止に追い込まれたのは、利用者の少なさが原因。多少赤字があっても、バスでは運べないような需要があれば、存続しています。小牧市が赤字の面倒を見るのならともかく、その覚悟がないのなら、新交通システムはやるだけ無駄でしょう。
(参考:中日新聞12月22日夕刊 E版)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 迂回運転で遅れたらポイント(2025.02.05)
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- JR東海交通事業もパターンダイヤ(2025.02.02)
- 大井川鐵道の元南海6000系、12月30日から運行開始(2024.12.26)
- 高山線も経営移管か?(2025.01.02)
Comments
こんにちは。こちらの記事に、トラックバックさせてもらいました。
>有識者(竹内岐阜大教授など7人)による会議が・・・高架施設を利用した新たな公共交通機関を導入することを提案
このニュースを読んだ時は、唖然としました。だいたいもしこのような案が通るのであれば、去年の段階で存続の結論が出ていたことでしょう。それが駄目だったから、廃止になったわけで・・・。当然高架橋の再利用案は、「新交通システムとしての利用」以外の案でなくてはならず、それが最低条件だと思います。おまけに「改装費用などは行政が負担」ですから、・・・彼らの案は、ひど過ぎます。
Posted by: kyu3 | 2006.12.26 01:14 PM
こんばんは。私もトラックバックさせていただきました。
* このニュースを読んだ時は、唖然としました。
この「有識者」たちは、「ピーチライナー」がどうして廃止になったのか、すでにお忘れなのでしょうか? 「ピーチライナー」と同じところに新交通システムを走らせて、誰が乗るのでしょうか?
Posted by: たべちゃん | 2006.12.26 10:04 PM