« 消えた駅を訪ねて(2) | Main | 消えた駅を訪ねて(4) »

消えた駅を訪ねて(3)

 まだ時間があるので、ちょっと寄り道する。

 吉良町出身で、戦前を中心に活躍した作家の尾﨑士郎がいる。代表作は25年以上にわたって書かれた「人生劇場」。自伝的な要素のある8編の長編だ。旧三河萩原駅近くの図書館に、記念館があるので、ちょっと寄って見ることにする。入口で入館料を払おうとしたが、誰もいなかった。しばらくして、あわてて係員が来て、入館料を払う。ちなみに、記念館の隣には、東京から移築された書斎がそのままの姿で残っている。

 図書館の脇にもうひとつあるのが、旧糟谷邸。木綿問屋などの商売で栄えた家だ。何回も建て増しされているが、一番古いところで、250年近い年月が経っている。昔は、もっとたくさん土蔵があったそうだ。(続く)

| |

« 消えた駅を訪ねて(2) | Main | 消えた駅を訪ねて(4) »

旅行・地域」カテゴリの記事

鉄道」カテゴリの記事

名鉄」カテゴリの記事

名古屋」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 消えた駅を訪ねて(3):

« 消えた駅を訪ねて(2) | Main | 消えた駅を訪ねて(4) »