ボクサーの再就職先
一生、スポーツで飯が食える人はごく一部の恵まれた人だけ。一時期はスポットライトを浴びたような選手でも、引退後には長い第二の人生が待っています。華やかな舞台があったがゆえに失敗する人もたくさんいます。ボクサーも例外ではありません。毎年500人ものプロボクサーが引退しますが、これまで再就職先は自分かジムで探すしかありませんでした。
反対に、スポーツ選手を欲しがるところもあります。それは警察。(犯人を殴って倒すのではなく)スポーツで過酷な練習や減量に取り組んだ経験は、仕事に生かせるそうです。事実、2005年度の警察官採用試験から、志望者に本格的なスポーツの経験がある場合、試験の点数を加算していました。しかし、現実には、ここ2年間の志望者がいなかったのです。警察官採用試験にそのような措置があるのが知られていなかったのです。
そこで、日本ボクシングコミッションは警視庁に就職説明会の実施を求めました。それを受けて、15日、プロボクサー(引退した選手を含む)を対象とした警視庁の就職説明会が東京後楽園ホールで開かれたのです。
すぐに志望者が増える効果があるかはわかりません。しかし、引退後の長い人生を考えると、そのようなサポート体制は望まれますね。
(参考:YOMIURI ONLINE http://job.yomiuri.co.jp/news/jo_ne_07011721.cfm)
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Comments
こんにちは、たべちゃん
そういう制度があったのですかぁ?
ボクシング人生は、短いものの一つに数えられますね。
そして日本ではあまり人気が無いのも、ファイトマネーに
影響していますね。
第二の人生を警察に求めるのも就職に関しては
広くなるので良いわけなんですが。
それでも、警察とかは危険性が多いわけだし
それほど、どんどん就職したいとは思わないかも。
そういったことにかかわらず、幅広く告知する必要はありますね。
私は、教員や警察官は特別に給料を上げて、その代わり質の良い
人材を確保できないのかと思いますけど。。。。
Posted by: まるこ姫 | 2007.02.25 01:38 PM
まるこ姫 さん、こんばんは。
* 第二の人生を警察に求めるのも就職に関しては
ボクサーが警察官を選ぶかどうかはともかくとして、そういう選択肢があることを示すことは大切ですね。安心してスポーツに打ち込むためにも。
* 私は、教員や警察官は特別に給料を上げて、
私のblog(「次々にできる教育学部」https://tabechan.cocolog-nifty.com/note/2007/01/post_c007.html)でも書きましたが、現実には逆に行っているようです。
Posted by: たべちゃん | 2007.02.25 05:38 PM