都市にもある「限界集落」
「限界集落」とは、65歳以上の人口が5割を超えた集落。高齢者が多い集落では、共同生活の維持が困難になるといわれています。
兵庫県立大学の木村教授と神戸新聞社が調査したところ、兵庫県内には、このような「限界集落」が236箇所あることがわかりました。しかも、神戸市や阪神地区という過疎とは無縁と考えられるところにも「限界集落」がたくさんあることがわかりました。神戸市や阪神地区の場合は、高齢者施設がある集落などを含んでいるので、単純な比較はできませんが、これらの地区で何と153箇所の限界集落があります(神戸市の場合、「集落」として細分化した単位が3000以上もあるという事情もあるようですが)。
都市部の「限界集落」では、過疎地帯のように公共交通機関が消えたりすることはありませんが、防犯・防災対策が取れなくなり、スラム化する危険性があります。高齢化は、過疎地域だけの問題ではないようです。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000226438.shtml)
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