市町村合併、県により温度差
一時はこちこちで吹き荒れた市町村合併の嵐。どうやら収まってきたようです。この「平成の大合併」によって、3232(1999年3月末)あった市町村の数が1804(2007年3月末(予定))になりました。しかし、県ごとに分けてみると、市町村の減少度合に大きな差があります。
一番減少度合が高いのは、広島県。86あった市町村が23市町に減りました。市町村の数が一気に約1/4になったのです。それに対して、一番少ないのは大阪府。堺市と美原町が合併しただけです。概して大都市圏の都道府県は、市町村の減少度合が小さいです。
愛知県で見ても、稲武などの山奥でも合併して豊田市になりましたが、名古屋市の隣の飛島村は財政に余裕があるのか、そのままです。大都市圏で合併せずに残った市町村の中には、面積が狭く、あっという間に隣に行ってしまいます。行政としては、非効率です。そういうところの合併が、今後の課題ですね。
(参考:中日新聞1月28日朝刊 12版)
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