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March 2007

彩都西

 これでマジック1です。

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JR四日市

 「JR発足20周年・青春18きっぷ」が余っているので、四日市から列車を乗り継いで大阪に行きます。

 それにしても町外れにあるとはいえ、四日市駅が無人駅になる時間帯があるとは思ってもいませんでした。

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新携帯から

 送信できるかテストします。大丈夫かな?

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自転車はどこを走る?

 みなさん、こんばんは。だんだん暖かくなってくると、自転車でのサイクリングもいいものです。通勤や通学、買い物に自転車を使っている人も多いと思います。

 さて、その自転車、道路のどこを走るべきものでしょうか? 本来は車道です。しかし、車道を走ると車にあおられ、危険です。現実には、私を含めて、歩道を走っている人が多いです。

 ところが、自転車が歩道を走ることによって、歩行者との間で事故を起こすこともあります。中には自転車との交通事故で亡くなる歩行者もいます。そこで、警察庁は、歩道で危ない走り方をする自転車の取締りを強化することにしました。

 もっとも、根本的な問題は、自転車が歩道を走らざるを得ないこと。そこに踏み込まない限りは根本的な解決にならないでしょう。
(参考:中日新聞3月21日朝刊 12版)

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携帯電話を買い替えました

 結婚してから2年以上、別々の会社の携帯電話を使い続けていましたが、1人だと割引が利かないことが多いので、どうしても割高となってしまいます。

 そこで昨日、イオンに行って、携帯電話を買い替えました。ドコモからauに変わりましたが、ナンバーポータビリティーを使ったので、電話番号は変わりません。また、ナンバーポータビリティーをすると2100円の手数料がかかりますが、幸い、キャンペーン中ということもあり、イオンの商品券で還元されます。ナンバーポータビリティーを使っても、実質的には追加料金はかからないのです(もちろん、契約事務手数料2835円は別途かかります)。

 電話とメールの基本的な操作はできるようになりましたが、まだまだわからないことは多いです。当分は説明書が手元に必要です。

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惜別、餘部鉄橋(7)

 環状線は数分遅れで運行されていた。女性車掌のか細い声なので聞き取りにくかったが、車内放送を聞いていると、大変なことが起こっているようだ。阪和線が全線でストップしているのだ。南海で振替輸送をしているとのことなので、新今宮で降りる。

 駅の放送でもう少し詳しいことが聞けた。阪和線の運転再開は30分後。しかし、当分は普通ばかりで、快速の運転再開はもう少し先のようだ。しかも、こういうトラブルのときは確実に30分で運転再開するとは限らない。事実、運転再開の時刻はもう少し先だったらしい。南海に乗るのが無難なようだ。

 駅員が振替乗車票を配っていたので、もらう。「JR発足20周年・青春18きっぷ」利用者の私でも、振替はしてくれるようだ。南海本線や空港線は全線振替可能、高野線も三国ヶ丘までは振替可能である。最初は泉大津か岸和田からバスに乗ろうかと思っていたが、疲れていたこともあり、泉北高速経由で帰ることにした。和泉中央で三国ヶ丘からの運賃を払えばいいだろう。もっとも、和泉中央ではなぜか運賃を請求されなかったが。

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惜別、餘部鉄橋(6)

 昨年の春、JR姫路駅が一部高架化された(播但線と姫新線は工事中)。これに伴い、山陽電鉄の線路も切り替えられ、JRの下を通るようになった。JRはこれからも通る機会があると思われるが、山陽電鉄のほうはあまりない。というわけで、山陽電鉄の切り替え部分に乗ることにする。

 ただ、同じ道を戻るのは面白くないから、行きはバスを使う。南口から姫路市交通局のバスに乗って、2つ目の安田で降りる。ここまでは100円なので、気軽に乗ることができる。ここから西へまっすぐ歩くと、山陽電鉄の手柄駅だ。普通電車しか停まらない、小さな駅である。やがて普通電車がやってきて、姫路駅に戻る。まだ古い高架がそのまま残っていた。

 高架になった神戸線ホームに行く。姫路は、神戸線のみが高架となっている。名物の駅そばも新しくなって高架のホームで販売している。14時から17時まではタイムサービスで250円だ(通常価格は330円)。今回は実家に戻ることもあり、駅そばは食べなかったが、機会があれば高架の新しい店で駅そばを食べてみたい。

 新快速で大阪に向かう。途中までは景色を見ていたが、気がついたら大阪駅に停まっていた。(続く)

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惜別、餘部鉄橋(5)

 餘部13:31発の列車に乗る。ホームには、この列車に乗るための行列ができている。当然、車内は大混雑。鎧ですれ違った列車(浜坂 12:25発)はガラガラだったのに。こちらもツアー客でたくさん。

 香住でツアー客とともに降りる。彼らは改札を出るが、私はこれから再び特急に乗る。「はまかぜ4号」、餘部を13:05ごろ通過した「はまかぜ1号」の折り返しだ。6両編成なので、このあたりでは長く感じられる。帰るには早い時間帯なのか、空いていた。

 幸いなことに、すぐに車内販売がやってきた。弁当も積んでいる。山陰に来たからには、やはりカニを食べたい。豊岡駅のかにずしが今日の昼御飯だ。

 播但線の寺前で普通列車に乗り換え。加速が旧型とは思えないほど速い。後ろに引っ張られるような感じがする。103系といえども、4両全てにモーターがついているからなのだろうか?(続く)

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惜別、餘部鉄橋(4)

 香住駅のホームには乗客がきれいに二列に並んでいた。ローカル列車は、瞬く間に通勤ラッシュの電車に変わる。カニツアーのおまけなのだろうか、架け替えが迫った餘部鉄橋を渡るツアーがたくさん催されているのだ。ツアーに加わった客は、特に鉄道に興味があるとは思えない中高年が主体。そういう人たちにも、餘部鉄橋の名は知られているのだ。

 10分ほどで餘部駅に着き、列車からぞろぞろと人が降りる。私は前のほうなのでよかったが、ワンマン列車なので、全員が降りるには5分ほどかかるだろう。ツアー客は集落へと行く長い坂を下り、下で待っている観光バスの人となった。さて、私は、すぐ後から迫ってくる特急「はまかぜ1号」を見たり、下の集落を散歩したりした。時間はすぐに過ぎた。(続く)

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惜別、餘部鉄橋(3)

 「はしだて1号」は天橋立行きなので、福知山で向かいに停まっている「北近畿3号」に乗り換え。京都・新大阪-城崎温泉間は、福知山駅の改札を出なければ特急料金は通しの料金でO.K.だ。この「北近畿3号」も混んでいた。禁煙自由席は当然満席、喫煙自由席も座るのがやっと。6両編成の電車で、自由席が2両と少ないのが原因か。

 電化区間の終点の城崎温泉からは普通列車に乗り換え。ここで駅弁を買おうと思っていたが、何とホームの売店は閉まっていた。観光地の主要駅とは思えない。これなら、京都駅で何か買ってくればよかった(ちなみに、「はしだて1号」には車内販売はあったが、「北近畿3号」には車内販売がなかった)。

 城崎温泉を出て、ふと外を見ると、雪がうっすらと残っているところがある。雪のない冬の山陰は、風情がない。

 次の竹野で降りる人が多く、立っている人はいなくなった。このままのんびりと普通列車の旅を楽しむことができるかと思ったら、そうではなかった。香住で状況が一変したのである。(続く)

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惜別、餘部鉄橋(2)

 京都で山陰線に乗り換え。湖西線の電車が遅れていたようで、2分遅れで出発。園部までは複線化が進められている。2008年度に完成する予定であり、沿線では工事が進んでいるが、丹波口から二条にかけては工事が進んでいないように見受けられる。大丈夫か? 園部に着くころには、電車はガラガラになっていた。

 園部からは、時間の都合で、特急を使う。「はしだて1号」の禁煙自由席は満席。仕方なく、空いている喫煙自由席に座る。今日から始まるダイヤ改正で、全車禁煙になるのもうなずける(旅行したのは、ダイヤ改正8日前の10日)。喫煙コーナーすらないのはかわいそうだが。

 すぐに車掌がやってきたので、城崎温泉までの乗車券・特急券を買う。3570円と高い。「JR発足20周年・青春18きっぷ」2日分だ。車掌が車両の前まで歩いたらと思ったら、いきなり検札。こうやってキセルの人をなくすのはいいことだ。もっとも、切符を持っていない人はいないようだったが。(続く)

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惜別、餘部鉄橋(1)

 名古屋駅から「ムーンライトながら」で西に向かう。「青春18きっぷ」のシーズンなので、かなり混んでいる。大垣まで座れずに立ったままだ。

 大垣で米原方面の電車(加古川行き、221系6両編成)に乗り換え。4号車に乗っていたので、乗り換えは楽勝。階段に近い3号車がベストポジションだ。階段に近ければ、駅構内を走らずに席を取ることができる。

 米原で新快速に乗り換え。先頭のほうは列が長くてあせるが、後のほうなら空いている。姫路からの接続も悪いし、何か理由があるのだろうか? 新快速は223系12両編成。新快速のトイレは混んでいる。駅で済ませるのも手だ。(続く)

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惜別、餘部鉄橋(0)

 今年春から架け替え工事が始まる、餘部鉄橋(山陰線 鎧-餘部間)に行ってきました。

 明日からそのときの乗車記を書くことにします。

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伊丹の勝手な話

 こんばんは。今年になって初めてblogへの書き込みを休ませていただきました。

 さて、今日の話題は伊丹空港について。伊丹空港は住宅地に囲まれていることもあり、騒音問題が大きな問題になっていました。地元の市は、早く空港を追い出そうとしました。1973年、伊丹市は「空港撤去都市宣言」をします。その後、泉州沖に騒音を気にせずに24時間発着可能な関西空港が開港しました。

 ところが、関空が開港すれば役割を終えるはずだった伊丹空港が地元の要望で残ったことから、関西の航空事情は迷走を続けます。大阪市内から30分程度で行くことのできるところに関空があるのにもかかわらず、「遠い」と言われて利用が低迷してしまいます。騒音に配慮してつくった空港と騒音公害が問題になっている空港とを比べること自体がナンセンスです。それに加えて、阪神大震災のどさくさにまぎれて、神戸空港まで出来上がりました。神戸もいったんは、空港を拒否した町です。

 関西の航空を本来のあるべき姿にするため、伊丹空港発着の遠距離便をなくそうとしています。ところが、伊丹市などの地元は、経済に悪影響が出ると懸念しています。そこで、伊丹市は「大阪国際空港と共生する都市宣言」をすることにしました。

 地元のエゴで関西の航空事情を歪めるのは全体の利益に反します。伊丹空港が滑走路を何本も持ち、騒音を気にせず24時間使える空港ならば何の問題もなかったのです。残念ながら関西でそれができるのは関空だけです。それができない伊丹は、ただ消え去るのみです。
(参考:msnニュース http://www.mainichi-msn.co.jp/kansai/news/20070309ddf001010010000c.html)

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未だにあったプロ有望選手への裏金

 オープン戦も進み、月末には2007年のペナントレースが開幕します。ただ、阪神の調子が思わしくないのが心配です。

 それはさておき、野球界で大きな問題が発覚しました。西武が、社会人野球の有力選手などに「栄養費」の名目で、合計約1300万円を渡していました。そのうち500万円は、2005年6月にアマチュア選手などに利益供与することを禁ずる「倫理行動宣言」が出された後に支払われていました。この「倫理行動宣言」は、現在、楽天の一場投手が大学時代に巨人などからお金を受け取った事件を反省して、12球団で申し合わせたものですから、当然、西武もそれに加わっていたことになります。

 ほかの球団にも同じような利益供与があるかもしれません。徹底的に調べるとともに、このような多額の利益供与を出す元になったドラフト制度の見直しも不可欠でしょう。逆指名ができる今の制度は即刻廃止すべきですね。
(参考:スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20070309-OHT1T00178.htm)

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明日は車検

 車にはあまり乗っていないのですが、それでも2年ごとに車検を受けなくてはなりません。

 今回は近くのガソリンスタンドで車検を受けることにしました。車検は明日なのですが、明日は当然仕事で朝早く出なければならないので、今日の夕方に車を持ち込みました。

 この機会にしっかり見てもらって、悪いところは直しておきたいです。

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餘部鉄橋に行ってきました

 今日は早起きして、この春から架け替え工事が始まる餘部鉄橋を見てきました。餘部鉄橋を訪れる団体客で、かなり混んでいました。

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本当に安全? アメリカの牛肉

 動植物の検疫ルールを定めている国際獣疫事務局(OIE)は、アメリカのBSE安全度を3段階評価で真ん中の「管理されたリスク」にする方針です。「管理されたリスク」に認定されると、牛の月齢に関係なくアメリカ産牛肉の輸入を求めることができます。この方針は、5月下旬に行われる総会で正式に決定される見通しです。

 今は生後20ヶ月以下のものしか輸入が許可されていませんが、アメリカの圧力に負けて、全てのアメリカ産牛肉の輸入を認める可能性は大いにあります。しかし、牛肉を買うのは政府ではなく、消費者です。いくらアメリカが「買え」と言っても、安全面に不安がある状態では、スーパーに買いに来る主婦は買おうとはしません。市場がアメリカ産牛肉を拒否するのです。

 アメリカ産の牛肉を買ってほしければ、ごり押しするのではなく、安全性を高めることが大切です。日本のほうが安全に対する要求基準が高いのならば、それに合わせることも躊躇してはいけません。「科学的」かどうかは関係ありません。市場経済の中心であるアメリカなら当然理解できることでしょう。
(参考:中日新聞3月9日朝刊 12版)

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「日雇い派遣」

 昨日の晩、テレビのニュース番組を見ましたが、最近、「日雇い派遣」なるものがあるようです。

 必要なものは携帯電話。翌日の仕事は、携帯電話で知らされます。翌日、決められた時間に集合場所に行き、車に乗せられて現場に向かいます。まるで昔の日雇い労働者のようです。仕事が終わって、1日分の給料をもらうのですが、彼らには帰る家もありません。寝るところは24時間営業のネットカフェ。

 毎日働き続けば、その日の御飯は食べられますが、明日の保証はありません。遊ぶことはもちろんできませんし、病気で休むこともできません。働かなかったら、御飯はないのです。働いても働いてもその日をしのぐのがやっとで、楽になることはできません。正社員になるのは夢のまた夢。抜け出せずに「ワーキングプア」のままであり続けます。格差は固定されたままです。

 頑張ればよくなるという希望のない社会で、どうやって彼らは生きていくのでしょうか? 明日も厳しいレースは続きます。
(参考:「ZERO」(日本テレビ系) 3月7日放送)

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友達の友達は友達ではない?

 ICカードはとっても便利。小銭を気にせずに、自動改札のある場所をコツンと軽く叩くだけで通過することができます。すでに首都圏と関西圏のJR、関西圏の私鉄などでは導入されています。18日からは、首都圏の私鉄でも導入されます。

 しかし、首都圏の私鉄で導入されるICカード「PASMO」は、JR東日本の「Suica」と相互利用することができますが、JR西日本の「ICOCA」や関西圏私鉄の「PiTaPa」とは相互利用できません。規格が違うのならそれでも仕方がないのですが、「Suica」は「ICOCA」と相互利用できますし、「ICOCA」は「PiTaPa」と相互利用できますから、不思議な話です。どうやら、ICカードの世界では、友達の友達は友達ではないようです。

 もちろん、首都圏と関西圏がそれぞれ別のカードであっても、日常的には困りません。しかし、1枚のカードで使えるようになったほうがいいのは当然のことです。基本的な規格は同じものなので、相互利用を可能とすることに高いハードルがあるわけではありません。早期に東西の主要鉄道が1枚のカードで相互利用できるようになってもらいたいです。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200702160047.html)

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これも学齢詐称?

 本当は高卒なのに、大卒だと偽るのは学歴詐称になります。これは当然のことです。しかし、逆に、大卒なのに高卒とするのはどうでしょうか? 大卒ならば、たいていは高卒の条件を満たしているからよさそうなものでしょうが、それでも神戸市は免職処分としました。

 職員の採用試験で学歴を要件とするのは、職務を行う能力があるかを大雑把に判定するためです。高卒の能力があればできる仕事は、大卒の人でもできます。それを考えると、大卒だからいけない、というのは腑に落ちないところもありますね。そこまでして、高卒の人を保護しないといけない理由も見当たりません。

 もっとも、職員の採用試験で、学歴が絶対的に必要かとは言いがたいですが。公務員試験でも、「大卒程度」「高卒程度」としている試験はたくさんあります。この場合は、試験のレベルが変わるだけで(「大卒程度」には、それなりの難しい試験問題が出されます)、学歴は問われません。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/job/special/TKY200611290433.html)

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金沢発大阪経由東京行き?

 毎晩、かなりの数の夜行バスが高速道路などを走っています。かつては、路線バスを経営する会社が運行していましたが、最近は「ツアーバス」などという、格安のものがたくさん走っています。

 「ツアーバス」は法律上は、路線バスではなく、貸切バスです。たまたま同じところに行きたい人が何人もいるため、同じルートを走っているだけなのです。ですから、利用者が少なくなるとさっさと撤退することもできます。よって、実態は誰にもわかりません。

 ただ、「ツアーバス」にも規制が全くないかといえばそうではありません。というのも、道路運送法の規定では、貸切バスを運行する場合、バスの発着点のいずれかが許可を受けた営業区域のある都道府県にある必要があります。ところが、これを大きく逸脱するバスもあります。

 例えば、大阪から東京に向かう、石川ナンバーのバス。客を集めてくる旅行会社との契約上では、金沢発大阪経由東京行きのバスを運行していることになっています。金沢→大阪、大阪→東京という利用はあるでしょうが、金沢から東京まで乗りとおす人はどう考えてもありません。国土交通省も、ようやく実態調査に乗り出すようです。

 さて、なぜ東京-大阪間のバスに地方のものが使われているでしょうか? それは人件費などのコストが安いこと。値下げ競争が激しいため、地方の安いバスを探し続けています。地方の小さなバス会社も、仕事は欲しいです。そこで、利益が上がらないことを覚悟の上、「ツアーバス」の仕事を請けるのです。ある程度の利益を確保するためには、運転士は休みもなく働き続けないといけません。バスや運転士を遊ばせるわけにはいかないのです。最悪のケースが、この前のスキーバスの事故なのです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070304-00000005-mai-soci)

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北宇智、最後のスイッチバック(2)

 橋本から乗った電車は、105系の2両編成。いつの間にか、トイレがついている。もちろん、ワンマン列車なので、無人駅では前の車両しかドアは開かない(117系のように3両以上のものは、ワンマン列車でも全ての扉が開く)。暖房が効いていて、結構暑い。お尻が焼けてくる。

 五条の次が、今回のメインの駅、北宇智だ。北宇智は坂の途中に駅がある。それほどきつくない坂のように思えるが、蒸気機関車の時代はこれでも急坂だったのだろう。電車は、本線から外れたところでいったん停まってから、バックで駅に入る。駅が本線上にはないので、このようにしないと駅に入ることができないのだ。バックで駅に入るときは、運転士はわざわざ後の運転室に行かないといけない。スイッチバックが廃止されると、当然、このような時間のロスも解消できる。

 北宇智は小さい駅なのだが、なぜか駅員がいて、電車も全ての扉が開く。運転士をスイッチバックの運転に専念させるためなのか、スイッチバック廃止のために特別に駅員を置いているだけなのか? ふと本線を見ると、一部分だけバラストが新しくなっているところがある。もしかすると、あのあたりが新しい駅になるのかもしれない。

 次の駅が、近鉄吉野線と接続している吉野口。JR、近鉄ともに上下列車が同時に来る。接続は非常にいい。しかし、次の急行に乗っても近鉄名古屋駅に着くのは同じ時間なので、1本落とすことにする。

 吉野口は、奈良県唯一の駅弁発売駅。名物の「柿の葉寿し」を買おうかと思ったが、残念ながら売り切れであった。

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北宇智、最後のスイッチバック(1)

 半月ほど前のことですが、今月のダイヤ改正で消える和歌山線北宇智駅のスイッチバックを通ってきました。これから、そのときの乗車記を書いていきます。


 南海高野線の急行に乗って橋本へ。三日市町を過ぎると、ローカル色が強くなる。目を凝らして見ると旧線の跡が時折見える。車両は「ズームカー」は少数派になり、通勤型が主力となったが、林間田園都市あたりを除くと、沿線風景はのどかなものだ。30年ほど前に、幼稚園の遠足で行った、千早口の光景が思い出される。

 橋本で和歌山線に乗り換え。南海はICカードが使えるが、JRはローカル線のため、そういうものには対応していない。「オレンジカード」も持っていなかったので、跨線橋にいた係員に現金を払って、吉野口までの切符を求める。ペラペラの切符を渡された。(続く)

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貨物列車を載せる列車

 今、「北斗星」「トワイライトエクスプレス」「カシオペア」といった豪華寝台列車や貨物列車などが通っている青函トンネル。将来、そこには新幹線も通ることになります。青函トンネルは、新幹線が通ることを見越して、大きな断面になっています。

 しかし、新幹線と貨物列車が1つのトンネルを共用することについては、大きな問題があります。それは、両者の速度が違いすぎること。北海道新幹線が札幌まで全線開業すると、新幹線は1時間に2、3本通る予定です。青函トンネルには待避線は全くないので、貨物列車の足では追いつかれてしまいます。

 そこで出たアイデアが、貨物列車を列車ごと載せる、というもの。JR北海道は、来年度から本格的な研究を始めます。これにより、貨物列車も時速200キロで青函トンネルを走ることができるのです。

 トラックを載せる貨物列車はありましたが、列車を載せる貨物列車は今までになかった話。でも、これがうまくいけば、北海道新幹線全線開業に向けて有利な材料になりますね。
(参考:gooニュース http://news.goo.ne.jp/article/hokkaido/region/200702247941-hokkaido.html?fr=rk)

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心神喪失なら人を殺しても無罪

 2004年茨木市で、車に乗って自転車をはね、5人を死傷させた元新聞配達員の男がいました。当然、この男は殺人罪などで捕まりました。しかし、この男に下った判決は、何と「無罪」でした。確かに人を殺したのですが、心神喪失状態だったというのです。

 どうも、どんな罪を犯しても、心神耗弱・喪失や少年なら、罪が甘くなります。死刑はめったにありません。死刑の次に重いのは無期懲役ですが、無期懲役といっても、文字通り死ぬまで刑務所にいるわけではありません。意外と短い期間で、外の世界に戻ることができます。今回は無罪ですので、もしこれが確定すれば、たちまち自由の身です。心神喪失だからといって、世の中から隔離された空間に閉じ込められる、ということもありません。犯罪者にとっては、天国です。

 いくら刑法に規定があるとはいえ、殺された人の側はたまったものではありませんね。
(参考:山陽新聞ホームページ http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2007/02/28/20070228010002941.html)

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