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駆け込み乗車防止の秘策?

 発車ベルが鳴り響く中、必死に階段を登って電車に乗ろうとするビジネスマン。どこの駅でもよくある光景です。しかし、駆け込み乗車は危険です。ドアに挟まれ、中には亡くなった方もいます。鉄道会社としては、何とかして減らしたいところです。

 東海道新幹線も例外ではありません。そこで、JR東海は、駆け込み乗車を防ぐためにある方法を考えました。それは、発車ベルを鳴らす時間を9秒に短縮すること(これ以上短くすると、本来電車に間に合う客も乗り損なってしまいます)。ベルが鳴っているときは、電車に乗ろうと必死に走りますが、鳴り止むとあきらめてしまいます。その心理を突いたのです。この方法により、駆け込み乗車でドアに挟まれる件数が3割減少したようです。

 特急列車なのだから、時間に余裕を持って(ちゃんと事前に弁当なども買い込んで)乗りたいところなのですが、時間に追われているビジネスマンにとっては、新幹線といえども通勤電車と一緒で、発車ベルが鳴ったら駆け込んでしまうのでしょう。
(参考:NHKニュース 4月7日放送)

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Comments

こんばんは。新幹線も、いろいろ大変なんですね。

関西では「ドアが閉まります」を「ドアを閉めます」を言い換えるようになって久しいですが、なんかもう慣れてしまった感じがします。
個人的には、ドアの周りを電飾して、誰か挟まったらチカチカ思いっきり目立つようにしてやればいいと思うんですけどね(笑)

Posted by: Kinoppi☆ | 2007.04.11 10:03 PM

 Kinoppi☆さん、こんばんは。

* 関西では「ドアが閉まります」を「ドアを閉めます」

 この話を聞いたときは、「きつい言いかただなぁ」と思ったのですが、慣れたら効果が薄れてしまいますね。

* 個人的には、ドアの周りを電飾して、

 恥ずかしい思いをするだけならいいのですが、ほかの乗客などにも迷惑をかけますからね。

 本当は、駆け込み乗車をした後に、車掌から「前から何両目で駆け込み乗車をされたお客様、駆け込み乗車は大変危険です」と名指してアナウンスするのも手なのですが。

Posted by: たべちゃん | 2007.04.11 10:37 PM

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