廃線のレールを守る理由
茨城県の鹿島鉄道は、今年の3月末で廃止になりました。ところが廃止になった今、わざわざ監視員を用意して、レールを監視しています。
その理由は、金属泥棒からレールを守るため。中国の経済発展に伴い、金属の値段はかなり上昇しています。鹿島鉄道のレールも、もちろん鉄ですので、高く売れます。でも、レールが盗まれてしまったら、金属の売却収入は1円も入ってきません。そこで、鹿島鉄道は、メンテナンス会社に委託して、監視を行っています。
すでに鹿島鉄道はレールの撤去を始めていますが、全線のレールを撤去するには3年かかります。不安の解消には時間がかかるようです。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070414i406.htm?from=main4)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 大村線からキハ200形、キハ220形が撤退(2021.03.02)
- 奥羽線蔵王-山形間に新駅?(2021.02.28)
Comments