長野電鉄、新旧特急電車の旅(2)
長野電鉄の駅は、地下にある。階段を下りた、薄暗いところが長野電鉄の長野駅だ。JRの大きくて、立派で、きれいな駅とは大違いだ。
長野電鉄の運賃は高いが(JRのほぼ倍の水準)、格安の切符も売られている。そのひとつが、「日帰り『楓の湯』クーポン」、湯田中駅裏の「楓の湯」に入ることを条件に、たったの1500円で往復できるお得な切符だ。この切符を持っていれば、特急券(100円)を買う必要もない。
いよいよホームに行く。右側のホームには、かつての看板特急、2000系を使用した普通須坂行きが停まっている。クリームと赤の2色に塗られたこの電車は、1957年のデビュー以来、長野電鉄の看板列車として活躍を続けていたが、あまりにも古くなったので、置き換えられる。真ん中のホームには、10:50発の特急を待つ列ができている。もちろん、展望席狙いだ。
10:26発の須坂行きは、ガラガラの状態で長野駅を発車した。(続く)
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