原発の下に活断層
16日に起きた新潟県中越沖地震で、震源地に近い柏崎市などで震度6強を記録しました。
その柏崎市にあるのが、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所。地震の影響で、その原子力発電所から微量ではありますが、排気から通常は検出されない放射性物質が検出されました。そのほかにも、地震当日の火災や放射性物質を含んだ水の漏れなど、トラブルは50以上もありました。
原子力発電所は産業活動や生活に欠かせない電力を生み出していますが、放射能漏れのリスクはあります。当然ながら厳重に管理しているでしょうが、災害時においてもそれが確実にできると断言できるわけではありません。日本には地震のリスクがあります。本来なら地震の起きない硬い岩盤の上につくるべきでしょうが、100%安全なところはありません。原発の建設時には活断層の調査はするでしょうが、発見できずに漏れることはありえます。原発は、そのようなリスクを考え、原発の真下にM6.5の地震を起こす活断層があると仮定して設計されています。しかし、この数字は低いですね。現実に起こった地震はM6.8なのですから。
(参考:中国新聞ホームページ http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707170083.html)
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