20代の財布の紐はきつい?
日本経済新聞社がJR東京駅から30キロまでのところに住む20代、30代の人、約1800人にインターネットでアンケート調査をしました。その結果、20代の消費行動が従来とは異なるものであることがわかりました。
アンケートの対象者は、東京に住んでいるので、車がなくても生きていくことができます。しかし、少し前まではそれでも車を欲しがっていました。2000年に「車を持っている」あるいは「車が欲しい」と回答した20代は約72%、それが今では約38%と半減しています。また、お酒の機会も減っています。お酒が弱いのならともかく、お酒を飲まない理由として「お金がもったいないから飲まない」という回答をした20代は約30%もいました(30代は20%以下)。車やお酒を生産する企業にとっては重大な問題です。
今の20代は休日といえども、どこへも行かずに家でまったり過ごしているようです。将来に対する不安があり、財布の紐がきつくなりがちなのはわかります。年金も、高齢者は掛け金以上もらえますが、私たちが高齢者になるころまで年金制度が存続するかはわかりません。もっとも、若いときには多少のお金を使ってでも自己投資をしたり、遊びに行かないと、将来の人間としての広がりがないような気もします。
(参考:日本経済新聞8月22日朝刊 14版)
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