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September 2007

家族風呂はだめ?

 日本人にとって温泉は体だけではなく、心も癒してくれるもの。自然に囲まれた温泉では、さらにその効果は強くなります。

 最近、温泉でよく見かけるのは家族風呂。普通は混浴禁止なのですが、ここならパパもママも子供も、家族揃って仲良く入ることができます。

 ところが兵庫県は、旅館などにこのような家族風呂があっても、混浴させないように指導してきました。しかし、普通の大浴場ではなく、家族風呂で混浴できないのなら、何のための家族風呂かわかりません。そこで、8月に学識経験者などからなる委員会が、子連れであることを条件に、家族風呂での混浴を認めました。

 しかし、夫婦に必ず子供がいるわけではありません。子供がいても、すでに独立しているところもあります。これでは、こういう人たちは家族風呂に入ることができません。県は、夫婦ではないカップルが家族風呂を利用することを恐れているようですが、結局反発を受け、免許証などを提示することにより夫婦であることを確認したうえで、子供がいない夫婦でも家族風呂が利用できるようにするようです。

 もっとも、城崎温泉の外湯には、夫婦混浴を認めているところもありますが、地元の豊岡市によれば、それにより風紀が乱れた、という報告はないようです。
(参考:SankeiWEB http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070920/wdi070920005.htm)

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「美容外科医」はたくさん要るの?

 10月1日から神戸大学は、医学部付属病院の中に美容外科を開設します。美容外科が設置されるのは国立大学では初めてのことのようです。神大の美容外科では、主に中高年のしわやたるみ対策を行うようです。

 でも、産婦人科などの医師は足らないというのに、美容外科医ってそんなにたくさん要るものでしょうか? 確かに、美容整形しないとどうしようもない、という人が全くいないとはいえませんが、そう多くはないことも事実です。手術などしなくても美人なのに、宣伝文句に踊らされてなのでしょうか、大金をつぎ込んで美容手術を受けます。儲かるのは医者のみです。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/life/update/0927/OSK200709270045.html)

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越中八尾に行く理由

 越中八尾の「おわら風の盆」は有名な祭。全国から観光客が訪れます。私も、高山に住んでいたときに見に行ったことがあります。

 あまりにも祭の見物客が多いので、車は役に立ちません。鉄道の出番です。日ごろ走っている車両だけでは足らないので、JR西日本のほかの地域からも車両をかき集めてきます。それを撮影するのが目的で鉄道ファンもやってきます。

 でも、せっかく越中八尾に来たのに、「おわら風の盆」を見ずに列車だけ見て帰るのはもったいないですね。レールからちょっと出れば、趣味の幅も広がるのに。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/life/update/0903/TKY200709020147.html)

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「対距離料金制」は実質値上げ?

 阪神高速道路公社は21日、「対距離料金制」による新料金案を公表しました。

 それによれば、阪神東・西・南線ともに初乗りは400円、上限はそれぞれ1200円、1000円、600円となります。短距離ならともかく、長距離の利用なら最大で倍の値上げになります。また、料金圏が3つに分かれたままになりますから、複数の料金圏にまたがる利用では、依然として割高な高速料金を払うことになります。これで「得した」と思える人は少ないでしょう。

 ちなみに、現金で支払う場合の料金設定はまだ決まっていません。(同じ時期に「対距離料金制」に移行する)首都高速のように距離に関わらず上限額を徴収することも想定されます。
(参考:神戸新聞NEXT http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000642685.shtml)

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瓶ジュースの自動販売機

 四日市市内のとあるボウリング場。かなり寂れていて、「経営不振で閉店した」と思ってしまうようなところです。

 その古いボウリング場に入ります。受付の横にジュースの自動販売機が2台ありますが、そのうちの1台は瓶ジュースの自動販売機でした。買ってすぐ飲めるように、ちゃんと栓抜きも内蔵されています。瓶ジュースの自動販売機を目にしたのはいつ以来のことでしょうか? 子供のころに遡るかもしれません。

 せっかくだから、今日は缶やペットボトルではなく、瓶ジュースを買って飲みました。

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近鉄特急、姫路乗り入れへ

 みなさん、こんばんは。

 2009年に近鉄難波-阪神西九条間が開通し、近鉄と阪神が乗り入れることはご存知のことでしょう。しかし、乗り入れるのは乗車券だけで乗ることができる電車だけで、有料特急が乗り入れるのは「夢」だと思っていました。

 ところが、その「夢」が実現するようです。近鉄の社長が有料特急の乗り入れについて阪神と交渉をしていることを明らかにしました。どうやら、近鉄側は有料特急の姫路乗り入れに積極的なようです。

 具体的に決定した話ではありませんが、神戸から見て伊勢志摩方面は乗り換えの手間がかかることから遠いように思えますが、直通特急が走ると変わってきますね。期待したいです。
(参考:googleホームページ http://news.google.co.jp/news?q=%E5%A7%AB%E8%B7%AF%E3%80%80%E8%BF%91%E9%89%84%E3%80%80%E7%89%B9%E6%80%A5&hl=ja&oe=UTF-8&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wn)

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北陸信州寄り道乗車記(10)

 小淵沢に戻り、夕食用の弁当(「高原野菜とカツの弁当」)を買う。生野菜たっぷりの、珍しい弁当だ。小淵沢15:29発も115系3両編成。よく乗っている。

 塩尻からは3月に長野電鉄に乗りに行ったときと同じ電車。塩尻16:57発の中津川行き。ここからは313系となる。前回より混んでいるようで、何とか座ることができた。木曽福島あたりで降りる客もいたが、終点の中津川まで乗りとおす人も多く見られた。

 中津川からは211系の8両編成。ロングシートだが、先頭のほうはほとんど人が乗っていない。乗ってこないうちに弁当を食べておこう。

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北陸信州寄り道乗車記(9)

 やってきたのは、世界初のハイブリッド鉄道車両、キハE200系(2両編成)。記念に写真を撮る人も多い。小海線の沿線には、このハイブリッド車両を歓迎するのぼりがたくさんあるので、知名度は高いのだろう。

 トイレ付近にエネルギーの利用状況がわかるモニターがある。それを見ながら、小淵沢に戻る。駅を出るときは本当に静か。蓄電池からの電力で発車しているようだ。小淵沢まではほとんどが下り勾配なので、あまりディーゼルエンジンは使わない。(続く)

Jre19←キハE200系


Jre22←トイレ付近のモニター

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北陸信州寄り道乗車記(8)

 小淵沢で小海線に乗り換え。ここは3分の接続。駅にはすでにキハ110系2両編成が停まっていて、多くの乗客を乗せて発車を待っている。2両目がNHKの大河ドラマ、「風林火山」のラッピングをした車両だったので、そちらに乗ることにする。

 13:16、列車は発車。坂をぐんぐん登っていく。エンジン音がかすかに響く(国鉄時代の旧型車なら、かなりうるさかっただろう)。2駅目の甲斐大泉でキハE200系とすれ違う。お盆前の10日に電気系統のトラブルで運休したという話を聞いたので、ちゃんと運転されるか心配だったが(JR東日本の小海線営業所にも尋ねた)、これで一安心。この列車、本来はワンマン運転だが、全ての駅でどの扉からも乗り降りできる。でも、清里、野辺山(信じられないことに「みどりの窓口」がある)を除けば、駅員がいないようだ。乗客が多いと通常のワンマンでは乗り降りに時間がかかってしまうため、一種の「信用乗車」システムにしているのだろうか?

 清里で観光客が降りたと思ったら、それ以上の乗客がホームで待っている。ツアーの団体客も多い。(JRで)一番高いところを走る、清里-野辺山間を列車で旅しようというコンセプトだと思うが、通勤列車みたいな混雑ではがっかりするだろう。

 野辺山に到着。JRで一番高いところにある駅だ。JR鉄道最高地点に行こうかと思ったが、結構距離があるようなので断念。駅の近くにいることにする。牛乳の濃いソフトクリームを食べ、お土産を買っていると、折り返しの列車がやってきた。(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(7)

 南小谷から乗り継いだ電車は、E127系の4両編成。普段より増結されているようで、車掌も乗っている。南小谷を出たときはまばらだった乗客も、白馬でいすがほぼ埋まり、信濃大町からは立つ人が出てきた。穂高を過ぎると松本へ買い物に行くのだろうか、地元の人が目立つ。E127系は進行方向右側がクロスシート、左側がロングシートなので、どちら側に座っても北アルプスの山々や仁科三湖がよく見える。

 松本で乗り換え。次の電車は11:47発、長野始発の甲府行き。115系の3両編成、座席に座ることができたが、立っている人も多い。塩尻を過ぎたあたりで糸魚川で買った駅弁(「えび釜めし」)を広げるが、混雑した電車の中で弁当を食べるのは気が引ける。茅野を過ぎると空いたので、そこまで待ったほうがよかったかな?(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(6)

 駅まで10分あまりで戻り、朝食のパンを買って富山6:31発の普通電車に乗る。この電車、419系の3両編成。寝台特急用の電車を改造してつくったので、座ると快適だが、乗り降りがしにくいことから地元には評判が悪い(改造した当初は長く使うつもりがなかったので車内にはあまり手を加えなかったようである)。アーバンネットワークでさえ旧型の103系がごろごろしている現状を考えると、521系の大量増備は考えにくい。常磐線のE531系化で余った415系をもらうことはできないのか?

 糸魚川で昼食用の弁当(「えび釜めし」)と「オレンジカード」を買い、大糸線に乗り換え。停まっていたキハ52は朱色一色の首都圏色。トイレは撤去されていて、ない。いすがほぼ埋まった状態で8:15に発車。

 大糸線は水害で長期にわたり運休していた路線。並行して走る国道にもところどころで土砂崩れを防ぐための覆いがある。根知でスカ色と一般色(朱色とクリームのツートンカラー)のキハ52、2両編成とすれ違う。大糸線(南小谷以北)で走っているのは、この3両のみ。

 終点の南小谷で運転席後に置かれている乗車記念証明書を1枚もらって降りる。ここからは会社が異なるので、いったん切ることにする。(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(5)

 一乗谷駅に戻り、6月末に復活した美山までの区間に乗車。行き(一乗谷17:11発)は2両、帰り(美山17:28発)は1両、ともにいすはほぼ埋まっている。

 福井から宿泊先の富山までひたすら普通列車の旅。福井18:13発の富山行きに乗る。急行型の3両編成。福井を出た段階ではボックスはほぼ埋まっていたが、駅に降りるごとに客は降りていく。たった4駅先の芦原温泉まででほとんど降りてしまう。私も、福井から2駅先の春江でボックスを占領。石川県内に入ると乗客は若干増えるが、大したことはない。

 金沢で客が乗り、ボックスに2人程度の乗り具合となる。こちらは、県境を越える客が結構多い。金沢と富山がそれほど離れていないからなのだろう。もっとも、お盆のために日ごろより空いているようにも思われる。

 富山駅で夕食のコンパクトサイズの「ぶりのすし弁当」を買い、ホテル(「ホテル α-1 桜木町」)へ。途中、雨に降られる。ホテルは7年ほど前に泊まったことがあるので場所はわかっている。歓楽街だ。ただ、昔のような呼び込みはない。今日の宿は「楽天トラベル」で見つけた、1泊3000円の格安宿だが、十分満足できるレベルであった。(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(4)

 福井14:51発の九頭竜線越前大野行きは切り欠きホームの2番線から発車。1両だが、それなりに混んでいる。ということは、それなりに積極策をとれば使ってくれる路線なのか。(株式を上場しているので、収益を気にしないといけない)JRが運営しているのが最大のネックか。北陸新幹線開業の際には、こういう「枝線」も第3セクター化したほうがよいと思われる。今のままでは、「安かろう、悪かろう」だ。

 一乗谷で降りる。一乗谷は戦国大名の朝倉氏が本拠地としたところ。まずは駅近くの「一乗谷朝倉氏遺跡資料館」で知識を頭に入れる。ここから、実際に遺跡を見に行くわけだが、歩くと少々遠い。しかし、救いの神があった。保証金1000円を出すと(敦賀駅でレンタサイクルを借りたときも保証金1000円を求められた。福井県では、このような「保証金方式」が多いのか?)、無料で自転車を借りることができるのだ。

 自転車で、復元された武家屋敷や朝倉館に行く。武家屋敷を歩いていると、戦国時代にタイムスリップしたようだ。これに対して、朝倉館は復元されていない。そして、近くには庭園の跡がある。一時は有力な戦国大名だった朝倉氏らしいスケールの大きい庭園だったらしいが、朝倉氏が滅んだ後、この一乗谷自体が焼けてしまい、長い間人々から忘れ去られていたようだ。(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(3)

 特急「雷鳥17号」の発車を待って、福井行きの普通電車も出発。福井以南でしか走ってない希少価値の新型車両を期待したが、475系の3両編成。ボックスはほぼ埋まっている。しばらくすると交直流の切り替えのため車内の照明が消えるが、昼間のため注意しないと暗くなったことに気付かない。

 武生で福井鉄道に乗り換え。スーパーを通り抜け、かなり古そうな駅が福井鉄道の武生新駅。自動券売機で切符を買い求め、13:20発の電車に乗る。乗った車両は岐阜から来た路面電車タイプの880形、途中すれ違った車両はすべて岐阜から来た路面電車タイプ。その他の旧型車両などはお昼寝中のようだ。

 かつて福井鉄道のホームは、普通の鉄道と同じく高床ホームであった(併用軌道区間は低床ホーム)。車両も通常のサイズだったので、福井市内の併用軌道区間での乗り降りはしにくかった。しかし、岐阜から路面電車タイプの車両を導入したことに伴い、専用軌道区間の駅も全て低床ホームにつくり変えられ、以前より使いやすくなった。

 電車は専用軌道をゆれながら走っていく。乗客は少しずつ増えていく。花堂<はなんどう>からは複線になり、福井新を過ぎたところで併用軌道に変わった。市役所前や福井駅前はともかく、併用軌道区間の停留所の中には細い棒みたいなホームがあるだけのところもある。先日の構想が実現してまともな停留所になるのだろうか? 電車は、市役所前からバックして単線化された福井駅前に入った。(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(2)

 新快速は切り欠きホームの4番線に到着(なんかローカル線みたいな扱い)。乗客の多くは3分後に出る金沢行きに乗り継いだ。私は急ぐ旅ではないので、いったん駅を出る。自動改札ではなかった。「ICOCA」が使えないことによるトラブルはないのだろうか?

 駅横の観光案内所に立ち寄ったところ、指定された2箇所のうちひとつに立ち寄り(スタンプを押す)、簡単なアンケートに答えるだけでレンタサイクル代500円(4時間分)が無料になるキャンペーン(「レンタサイクルでスタンプラリー」)をやっていた。敦賀12:38発の列車に乗るので、これはちょうどいい。レンタサイクルの手続きをして、早速出発。

 気比神宮、敦賀港駅(貨物駅)、レンガ倉庫をめぐって、旧敦賀港駅舎へ。かつてはここ敦賀からウラジオストックへの航路が出ていた(ウラジオストックへの船便にあわせて、東京から敦賀港への直通列車もあったようだ)。杉原千畝が発行したビザによって日本に逃れることができたユダヤ人が上陸したのもここ敦賀である。旧敦賀港駅舎は、そのときの駅舎を復元したものである。この旧敦賀港駅舎でスタンプを押し、目的達成。気比の松原にも寄って駅に戻る。

 お昼は駅近くの「ヨーロッパ軒」にて名物のソースかつ丼。「ヨーロッパ軒」は観光客からはソースかつ丼の店として知られているが、メニューを見るとかつ丼以外にもたくさんの種類がある。どうやら、ファミリーレストランの要素もあるようだ。(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(1)

 通勤ラッシュの大阪駅。次々と電車が到着し、通勤客が降りていく。その大阪駅から今回の旅が始まる。

 乗ったのは大阪7:47発の新快速。前8両が長浜行きで、後4両が湖西線経由の敦賀行き。敦賀まで行きたいので、後4両に乗る。とりあえず補助席を確保することができた。京都で降りる客がいて普通の席に座ることができたが、乗ってくる客は予想以上に多い。

 近江今津で特急「雷鳥5号」に道を譲る。「雷鳥5号」はお盆時期とは思えないほど空いている。新快速は近江今津に9分止まった後、再び走り始める。新快速は北陸線に入り、ついに北陸敦賀に到着した。国鉄時代、誰が敦賀に新快速が直通することを予測したのだろうか?(続く)

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北陸信州寄り道乗車記(0)

 みなさん、おはようございます。

 お盆明けの8月17日から18日にかけて、大阪から名古屋に戻るとき、北陸・信州経由で戻りました。そのときにいくつかの鉄道に乗りましたので、明日からそのときの乗車記を書くことにします。

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東西によって違う、食パンの厚さ

 関東と関西では意外なものが異なることがあります。食パンの厚さもそのひとつ。

 関西では5枚切りが良く売れていますが(6枚切りは5枚切りより若干少ないぐらいです)、関東では6枚切りが主流。5枚切りはほとんど売れません。それより、サンドイッチ用みたいな8枚切りのほうが良く売れます。

 歴史的に見れば、食パンはどんどん厚くなってきました。今のような食パンができたのは戦後のこと。そのときは、米軍からの指定で8枚切りでした。ところが、関西のメーカーが1960年代に、6枚切りを勧めていきます。その理由のひとつは、パン屋でパンをスライスするとき(当時、メーカーで作られた食パンは、パン屋でスライスしていました)、6枚切りのほうが作業時間が早いこと。そして、もうひとつは、6枚切りのほうが8枚切りよりもパンの消費量が増えるということです。その後、6枚切りのパンは、関東にも広がりました。今メーカーは、5枚切りの厚いパンを勧めています。

 厚い食パンはリッチで美味しそうですが(だから関西では厚切りの5枚切りが売れる?)、その裏にはメーカーの戦略があるようです。
(参考:朝日新聞9月3日朝刊 13版)

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生体認証ICカード

 とある事情により、愛知銀行に口座をつくることになりました。

 口座をつくるとキャッシュカードも半ば自動的につくることになります。せっかくだから、この機会に、生体認証ICカードをつくってみることにしました。暗証番号だけ入力すればよい普通のキャッシュカードとは違い、安全性が高まります。

 通常のキャッシュカードとは違い、生体認証ICカードは、キャッシュカードが届いてから、もう一度銀行に出向かないといけません。一昨日、郵便でキャッシュカードを受け取ったので、昨日、銀行に行って、生体認証の手続きをしてきました。

 愛知銀行の生体認証の方式は、指の静脈。銀行のカウンターで指の静脈のデータを登録するのですが、なかなかうまくいかず、登録に30分近くかかってしまいました(3回連続して登録に成功しないと、やり直しになってしまうのです)。何とか登録に成功し、最後はATMで残高照会が実際にできるかチェックしてようやく終了しました。

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南海本線で2000系に乗ってきました

 今朝、先月11日のダイヤ改正で南海本線に登場した、2000系に乗ってきました。

 乗った電車は、天下茶屋8:22発の普通関西空港行き。高野線ではよく見かける車両ですが(天下茶屋に行くまでに乗った高野線の急行も2000系でした)、本線では見られなかった車両です。本線では特急を除いて4扉の車両ばかり走っていますが、この2000系は2扉で、しかも1両17メートルしかありません。そういう特殊な車両のせいでしょうか、先頭の窓ガラスに大きく「2扉車」と書かれています。黄色の紙に黒字で書かれているので、本当に目立ちます。

 配慮は運用にも見られます。2000系のキャパは小さいので、ラッシュ時に難波に向かう運用はありません(どの電車が2000系を使う電車かは、駅で配っている冊子形の時刻表でわかります)。ラッシュのころは和歌山市に向かって走っています。

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