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October 2007

伊賀鉄道・養老鉄道訪問記(1)

 まず最初に、伊賀鉄道・養老鉄道設立の背景から述べることにする。

 近鉄の通学定期は驚くほど安く、週に1回乗れば十分元が取れる区間もある。通勤定期や普通乗車券での利用も多い大阪線などの幹線ならともかく、大人になれば車を持つのが当たり前のローカル線の利用者は、異様に安い通学定期を持った高校生ぐらいしかない。採算が取れないのは当たり前だ。

 そういうわけで伊賀線・養老線は近鉄から分離され、伊賀鉄道・養老鉄道として再出発することになった。ただ、分離されたとは言っても、車両や駅などの固定資産は近鉄が保有し、両社の株式はほとんど近鉄が持っているので(近鉄は伊賀鉄道の98%、養老鉄道の100%の株式を保有)、補助金の受け皿という側面もある。(続く)

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伊賀鉄道・養老鉄道訪問記(0)

 おはようございます。先週の日曜日(21日)、大阪からの帰りに、今月1日に近鉄から分離した伊賀鉄道・養老鉄道に乗ってきました。

 明日から何回かに分けて、そのときの旅行記を書きます。

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500系は2階級格下げ

 以前、このような記事を書きましたが、時速300キロで走る「のぞみ」専用の500系は、「ひかり」を通り越して山陽新幹線の「こだま」用として使われることになりました。

 「500系こだま」として使われるのは、16両編成のうち、先頭車を含めた8両。残りの8両は廃車になります。500系は人気の高い車両ですが、座席配置がN700系などほかの東海道新幹線を走る車両と微妙に違うことからJR東海に嫌われているようです(人気が高いのに嫉妬した?)。500系の代わりに「のぞみ」として走るのが、続々と投入されているN700系です。

 九州新幹線の全線開通に伴い、「ひかりレールスター」として使われている700系も「こだま」用に使われることになるようです。そこで代わりに引退するのが、0系新幹線。せっかくだから、引退するときには、元のオリジナルな塗装に戻してもらいたいですね。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/lifestyle/071020/sty0710200915001-n1.htm)

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地下鉄ロマンスカーはどこを通る?

 以前に2回取り上げた(「特急が地下鉄から直通運転」と「小田急、地下鉄直通特急はVSE風」)、小田急の地下鉄直通ロマンスカー。来年3月から運転が開始される予定ですが、この度、その運転計画が明らかになりました。

 平日は、通勤時間帯に上下合わせて4本を運転します。地下鉄線内の停車駅は、北千住・大手町・霞ケ関・表参道です。小田急と地下鉄の接続駅、代々木上原は乗務員交代のための停車で、乗客が乗降することができません。また、地下鉄区間に入ると特急料金が200円加算されますが、地下鉄区間内のみの特急利用もできません。

 休日のダイヤは大きく変わります。観光客用に、北千住と箱根湯本間(2往復)を結ぶ特急が運転されます(そのほかに、北千住-本厚木間を1往復運転)。さらに、休日のうち30日程度については、有楽町線の新木場に向かうのも設定されます(北千住-本厚木間の1往復の振替)。代々木上原で接続する地下鉄は千代田線、それに対して新木場は有楽町線。どこを通るのでしょうか? 一般の人には知られていない、特殊な連絡線があるのでしょうか?
(参考:小田急ホームページ http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/3093_2181188_.pdf)

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300年のブランドも

 伊勢の名物として非常に有名な「赤福」。今年でちょうど創業300年を迎える、老舗の企業です。しかし、その赤福、大きなピンチを迎えています。

 12日に、店頭に並べる前の商品を冷凍保存した後、販売の直前に解凍し、その解凍の時期を以って製造日とし、製造日と消費期限を改ざんしていた事実が報道されました。一連の問題が初めて明るみに出たのです。そのときは、売れ残りについてはほかに転用はしていないと農水省に報告していました。しかし、事実は異なっていました。売れ残った商品についても、冷凍保存したり、あんと餅にばらして子会社にあんを販売していたのです。三重県は、今日、赤福に対して、無期限の営業禁止処分を行いました。

 有名企業の赤福でも、営業ができなかったら収入源を絶たれてしまいます。長い間信用を築き上げていた老舗も、それを失うのはあっという間。もう二度と赤福を口にすることができなくなるかもしれません。
(参考:日本経済新聞10月19日朝刊 14版)

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「アーバンライナー」に名阪特急60周年記念マーク

Kintetsu4 新幹線に対抗して名阪間を約2時間で結ぶ、近鉄の「アーバンライナー」。ビジネスマンや観光客にとって大事な足となっています。私も最近、よく使っています。その名阪特急、実は今年、誕生してからちょうど60周年を迎えます。もっとも、1959年までは、名古屋線は狭軌だったため、中川での乗換えが必要でした。

 さて、月曜日に乗った「アーバンライナーnext」には、名阪特急60周年を記念するロゴマークがついていました。車内に入り、1号車を見ると、喫煙室が閉鎖されていました。中をよく見ると車内販売用のワゴンがありました。しかし、残念ながら平日。車内販売はありませんでした。

(注) 写真は10月17日に撮影したものです。

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停車してもらいたい気持ちはわかるが

 関西のJRでは、新快速は大きなブランド。東は北陸敦賀から、西は播州赤穂まで最高時速130キロで結んでいます。ですから、新快速が停まるのと停まらないのとでは大違い。長浜や敦賀のように、直流電化に変えてまで新快速を呼ぶところもあります。

 このような中、新たに新快速の停車駅になろうとしている駅があります。利用者が増えている琵琶湖線の南草津と栗東。初めて知ったのですが、南草津駅の利用者は、大津駅を上回っているのです。立命館大学や企業があるため、1994年に新設された駅にもかかわらず利用者は多いのです。

 確かに優等列車に停車してもらいたい気持ちはわかります。優等列車が停車することにより、途中駅の利便性が向上することもあります。でも、最近は優等列車の追加駅が多く、追加停車に疑問符がつくような駅にも停まることがよくあります。例えば阪急京都線の特急なんかは、一昔前の急行みたいなものですね。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071009-00000008-kyt-l25&kz=l25)

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道路特定財源の一般財源化は「骨抜き」か?

 かつて道路特定財源を一般財源化するというがありましたが、どうやら雲行きが怪しくなっています。

 と言うのも、道路特定財源を道路整備以外に使うにしても、福祉や老人医療という全く関係ない分野ではなく、環境など道路に関連するものに充てるべきだという考えが政府内にあるからです。以前の政府・与党合意が「骨抜き」になってしまう危険性もあります。

 揮発油税や自動車重量税は車に乗る人にとってはかなりの負担です。道路特定財源を道路整備以外に回すのなら、揮発油税などを本来の税率に戻すべきだ(道路整備促進のため本来より高い税率にしている)、という意見があります。しかし、税金を安くしたらどうなるでしょう? ますます自動車の利用が進み、環境汚染・渋滞による社会的損失がますます増大します。

 地球の将来のためにも、揮発油税などは高くしたほうがよいでしょう。その間に、鉄道など公共交通機関の整備が進めばさらによくなります。
(参考:日本経済新聞9月27日朝刊 14版)

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