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鳥の目で課税漏れを防ぐ

 固定資産税は、市町村にとって大切な税金。しかし、納税者が登記しない限り、大きな建物でも課税漏れになってしまいます。これまでは、職員が市内を巡回して固定資産税の課税漏れを防いでいましたが、職員の数が限られているので、課税漏れとなる建物がたくさんありました。

 そこで富田林市は、新たな方法を考えました。航空写真と家屋図(固定資産税の課税物件が記載されたもの)をパソコンの端末上で重ね合わせて照合することにより、課税漏れとなっていた建物約500件を発見することができました。新たに把握した建物については、5年間遡って徴収することができるので、少なくとも数千万円の税収が見込めるようです。府内のほかの市でも、このシステムを採用しようとする市が出て来ているようです。

 正直に申告したものが損をし、隠し通しているものが得をするということがあってはなりません。いろいろな方法で、課税漏れを防いでいただきたいものです。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK200710130050.html)

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Comments

 こんばんは。かつて私も固定資産税の課税業務に携わっていたこともあるので、当時のことを思い出してしまいました。私は土地を担当してたんですが、担当区域の土地を自転車で回って調査するもんで、日にちと手間がかなり掛かっていました。おまけに毎年法律の改正があったこともあり、その都度部署の中で勉強会を開いて新しい制度を理解したりと、慌しい毎日を過ごしていましたね。

 実は当時、うちの部署でも航空写真を利用して現況の確認をしていました。しかしはっきりと写っていないこともあり最終的には担当者の目で確認しに行くという作業はしてましたね。

Posted by: mattoh | 2007.10.24 09:39 PM

 mattohさん、こんばんは。

* かつて私も固定資産税の課税業務に携わっていたこともあるので、

 航空写真の力を借りるとはいえ、やはり現地確認は欠かせなかったのですね。結構手間のかかる作業ですね。どこの市町村でも、そのような悩みはあるのでしょう。

* おまけに毎年法律の改正があったこともあり、

 税法というものは毎年ころころとよく変わりますね。覚えるのも大変ですね。

Posted by: たべちゃん | 2007.10.24 11:00 PM

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