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東京都、環境税の導入を検討

 今も進みつつある地球の温暖化。その原因のひとつに、二酸化炭素の排出量の増加が挙げられます。ヨーロッパの国々では、環境悪化の原因になる物質に課税し、そのことにより二酸化炭素などの地球に害を与える物質の減少を目指しています。しかし、日本では、経済界の反対により、導入が進んでいません。

 そこで、東京都は、独自に環境税を導入しようとしています。東京都が検討している課税の方式は4つ。ガソリンや軽油に課税する炭素税、電気やガスの使用料に課税する電気・ガス税、自動車税の増税、都民税(個人、法人とも)の引き上げです。

 ただ、環境対策を考えるなら、自動車を持っているだけで税金がかかる自動車税の増税より、利用度合に応じてかかるガソリン代などへの課税のほうが、適していると思われます。自動車が使われなくなったら、その分だけ二酸化炭素などの温暖化物質も減るでしょう。
(参考:日本経済新聞11月2日朝刊 14版)

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