削減目標なしに地球温暖化を防げるか?
国際気候変動枠組み条約締約国会議(COP13)は今日、京都議定書終了後(2013年以降)に適用される、新たな国際的枠組みの成立に向けて、工程表(ロードマップ)を採択し、閉会しました。
しかし、このロードマップには、当初の案にあった温室効果ガスの削減目標が消えています。EUは目標設定に積極的でした。これに対して消極的だったのは、先進国では、アメリカ・日本。そして現在削減義務が課されていない発展途上国側では、温室効果ガス排出量が先進国並み(以上?)に大きい、中国・インドです。
経済への影響を考え、温室効果ガス削減のハードルを下げたいという気持ちはわかります。しかし、地球温暖化によって、地球が回復不可能なダメージを受けてしまっては、元も子もありません。一時的には厳しいものとはなりますが、将来のためにも厳しい目標を定めていかなければならないのではないでしょうか?
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071215-00000925-san-int)
| Permalink | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- 全国知事会、今ごろになって県をまたぐ旅行、帰省の中止を求める(2021.08.02)
- 中を歩くだけで人間を洗浄?(2020.12.31)
- 兵庫県立佐用高校、岡山県の一部から通学できるようになる(2017.04.08)
- お賽銭も電子マネー(2016.12.24)
- 山口市役所が小郡に移る?(2017.02.19)
Comments