強気では不安は消えない
中国製の冷凍餃子に薬物が混入され、それを食べた人が健康被害を訴えた事件は、食物を輸入に頼っているわが国の国民に、大きな不安を与えました。日中両国で原因の解明が進められていますが、答えはまだ出ていません。
そのような中、中国公安省の余副局長は、28日の記者会見において、中国で薬物が混入された可能性はきわめて低いと発表しました。冷凍餃子を製造した天洋食品の従業員を調べたが全員がシロで、また実験により冷凍餃子の袋の外側なら、密封された内側に薬品が浸透することがわかったからです。日本側と全く考えが違います。
ただ、強気な発言をしても、それで安心して中国製の食品が買えるわけではありません。中国製の食品を買うのは、普通の主婦です。中国製の食品の安全性に疑問がもたれる限り、強気な発言は何の解決にもならないでしょう。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080228-00000961-san-int)
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