新名神高速道路走行記(1)
2月23日、亀山と草津の間に、新しい高速道路が開通した。この高速道路、50キロ程度のそれほど長くはない高速道路であるが、東京と大阪の間を縮める、重要な道路である。その高速道路に、21日の金曜日、乗ってみた。
亀山ジャンクションから新名神は始まる。山も谷も関係なくまっすぐに伸びる道路。谷は橋でクリアし、山は長いトンネルで貫く。カーブや勾配も緩やか。今は片側2車線だが、将来は片側3車線になる予定だ。谷間を吹く風にハンドルを取られないように、まっすぐ車を進める。まだ新名神の存在が知られていないのか、車は少ない。
信楽インターを過ぎて長いトンネルを抜けると、車は急坂を下り、やがて右にカーブする。実はここ、新名神が西に伸びたときの分岐点(大津ジャンクション(仮称))だ。しかし、ここから先は、道路公団民営化のからみで着工されないこととなっている。京滋バイパスがその代わりということだが、京滋バイパスはあくまでも京都付近の名神3車線化が難しいための代替措置に過ぎない。
通勤割引と早期開通割引(新名神は、当初の予定より早く開通した。そのため、6月までは新名神の各インター(東名阪の鈴鹿、亀山パーキングエリア、亀山の各インターを含む)を利用した場合、新名神の区間が半額となる。ETCのない車でも適用される。)をダブルで適用させるため、名古屋西インターからの距離が100キロを若干下回る、草津田上<たなかみ>インターでいったん出る。草津田上インターは、立命館びわこ・くさつキャンパスのすぐ近くだ。再び高速に乗る。すぐ名神との合流点、草津ジャンクションに着く。ここで新名神高速道路の旅は終わりだ。(続く)
(参考:「新名神開通」(土山サービスエリアでもらったパンフレット))
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