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卒業生から新入生へ、リサイクルの輪

 今年もたくさんの学生が大学に入学します。彼らの中には、親元を離れて一人暮らしをする人も多く、生活に必要な家財道具を一式買い揃えます。しかしそれらは、4年経って卒業すると持っていくところがないことも多く、まだ使えるものでも捨てられてしまいます。もったいないです。

 2日ほど前のNHKの朝のニュースで見たのですが、弘前大学のとあるサークルでは、卒業生からいらなくなった家財道具をもらい、新入生にゆずる「リユース市」というものを開いています。リユース市が始まった途端、教室いっぱいの家財道具はあっという間に消えて、新入生のものになりました。新入生にもらわれた家財道具は、卒業までの4年間、大切に使われることでしょう。

 なお、このような取り組みは弘前大学だけではなく、ほかでも行われているようです。
(参考:NHK「おはよう日本」 4月10日(?)放映)

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Comments

私の場合は学生のときではなく、社会人になったときに経験しましたね。
兄が使っていた電化製品などを譲り受けたのですが、役に立つもの、そうでなく実家に戻ったものを見ると後者の方が多かったかなと思います。
電話回線はちょうどいいタイミングだったかも。

Posted by: うえしょう | 2008.04.12 12:21 AM

 うえしょうさん、おはようございます。

* 役に立つもの、そうでなく実家に戻ったものを見ると後者の方が

 100%うまく活用できるというわけではありませんが、それでもある程度は活用できますね。

* 電話回線はちょうどいいタイミングだったかも。

 阪神大震災で下宿を出てから、長い間電話加入権を休止状態にしていましたが、10年の休止期限切れの直前に、復活させることができるようになりました。

Posted by: たべちゃん | 2008.04.12 10:31 AM

 自分の頃はこのシステムが無く、結局は大半の家財が就職後も活躍してるのですが、一層活発になるといいですね。
 因みに、自転車だけは下宿に置いて「譲ります」ってしておきました。1ヶ月後、所用で大学に立寄った際に下宿に挨拶に寄ったら、第2のオーナーの元で活躍してました。ホッと一安心。

Posted by: ろば2 | 2008.04.12 10:01 PM

 ろば2さん、こんばんは。

* 自分の頃はこのシステムが無く、

 私のときもなかったです。リサイクルが大々的に行われるようになったのは、最近のことかな?

* 因みに、自転車だけは下宿に置いて「譲ります」

 まだ使えるものだけに、次の持ち主がきちんと使ってくれたら嬉しいですね。

Posted by: たべちゃん | 2008.04.13 12:45 AM

こんばんは

とてもよい制度ですね。
何も2年か4年か、それくらいの年数だったら
別に新しいものを買わなくても良いですよね。
もったいないです。

ぐるぐる回せば、どれだけ親の負担が少なくて
すむことか。
今は未来が見えない時代ですから、出来るだけ節約
したいですね。

Posted by: まるこ姫 | 2008.04.13 08:53 PM

 まるこ姫さん、こんばんは。

* とてもよい制度ですね。

 4年ぐらいなら古いものでも十分に間に合うものもありますね。

* 今は未来が見えない時代ですから、

 ミクロの単位で見れば、将来に期待できない以上、財布の紐はかたくなりますね。マクロ的には消費が減ることは景気を低迷させることになりますが。

Posted by: たべちゃん | 2008.04.14 10:53 PM

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