台湾の地下鉄に乗る(台湾旅行記(4))
士林夜市からの帰りは、MRT。MRTとは、新交通システムのことだが、「地下鉄」と言ったほうがわかりやすいだろう。駅に行き、自動券売機で切符を買う。ホテル最寄り駅の台北車站までは20台湾ドルだ。70円もしないので非常に安い。先に料金を調べ、画面にタッチしてから、お金を入れる。出てきたのは、プラスチックの丸いコインみたいなもの。このトークン、実は中にICチップが入っているのだ。「ICOCA」の要領で自動改札機にコツンとあてて入る。ちなみに、駅構内には時刻表というものがない(始発と最終はわかる)。その代わりに、改札のあたりなどに、次の電車の発車時間が5秒単位で表示される。
ホームに上がると、目の前で電車が行ってしまったが、しばらくすると次の電車がやってきた。車内は幅が広く、ラッシュにも強そうだ。ドアとドアの間には、背中合わせのシートになっている。日本では見られない構造だ。
高架を走っていた地下鉄は、やがて地下にもぐる。目的地の台北車站にはなぜかホームドアがついていた。トークンを自動改札機に入れてそのまま出る。(続く)
| Permalink | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 激安フリー切符で近江鉄道旅(2)(2025.01.21)
- 激安フリー切符で近江鉄道旅(0)(2025.01.19)
- 新しい「青春18きっぷ」を持って(2)(2024.12.21)
- 新しい「青春18きっぷ」を持って(0)(2024.12.19)
- 新しい「青春18きっぷ」を持って(1)(2024.12.20)
「鉄道」カテゴリの記事
「海外」カテゴリの記事
- ドイツの旧型車両が他国へ(2024.08.19)
- 台湾に寝台列車(2024.01.28)
- ハワイの鉄道、6月30日に暫定開業(2023.06.04)
- 台湾新幹線にN700S(2023.04.16)
- アメリカにリニア(2023.03.26)
Comments
こんにちは。トラックバックを打たせていただきました。
>駅構内には時刻表というものがない
行くたびに時刻表がないことについて、自分は違和感を感じてしまうのですが、そういうことがいちいち気になってしまうのが、日本人のせこせこしさ(几帳面の裏返し)なのかもしれません。
>ホームドアがついていた。
初めて行ったときにはなかった気がするのですが、日本と同じように整備が進んでいるようです。
Posted by: ちゃいにーず | 2008.06.01 01:56 AM
こんばんは。私もトラックバックを打たせていただきました。
* 行くたびに時刻表がないことについて、
日本なら時刻表があることは当たり前ですが、外国では事情が異なるのですね。その代わりが次の電車までの待ち時間の表示なのでしょうか?
* 初めて行ったときにはなかった気がするのですが、
これからほかの駅にも設置が進んでいくのかもしれないですね。
Posted by: たべちゃん | 2008.06.01 05:57 PM