台湾の鉄道に乗る(台湾旅行記(8))
鼎泰豊での夕食の後、近くの冰館<びんくわん>でマンゴーがどっさり載ったかき氷を食べ、いったんホテルに戻る。しかし、これで終わりではない。再び夜市に出かけるのだ。
今日の夜市は台鐵松山駅の近く。台北駅で松山<そんさん>までの切符を買う。最初、自動券売機で買おうとしたが、自動券売機での買い方がわからず、窓口へ。ガイドブックで松山の場所を指で示すと、駅員は「まつやま」と答えてくれた。松山まではたったの18台湾ドル。MRTの初乗りより安い。窓口で買った切符には磁気が入っていない。自動改札機に切符を入れると、薄っぺらい切符は勢いよく自動改札機から飛び出た。
地下のホームに行く。道路やMRTとは違い、鉄道は日本と同じ左側通行。薄暗いホームにはたくさん人がいた。乗った4両編成の電車は、基隆行き。3扉ロングシートの短距離運転用の電車だが、トイレはついている。22時過ぎというのに満員である。
松山駅の直前まで地下区間は続く。電車はゆっくりと地下を進む。松山は次の駅(とは言っても、南に並行して走るMRTで8駅分に相当する)だが、すぐに着くような気配はない。混んでいることもあり、イライラする。ようやく松山駅に到着。最終を逃すといけないので、駅に掲示している時刻表で調べてから夜市へ出かける。
夜市は駅から歩いて2分ぐらいのところにある。昨日の士林夜市と違って、道の中央で開いている店も多い。ところどころで臭豆腐の臭いが鼻につく。
帰りも窓口で切符を買う。帰りの電車も、行きと同じロングシートの通勤電車。ただ、行きとは違って車内はガラガラであった。(続く)
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