バス停のベンチ
バス停によく置かれている、背もたれに広告の入ったベンチ。実はこれらのベンチ、市や警察の許可をとっていない、無許可のベンチであることが多いです。また、バス会社ではなく、広告会社が設置したこれらのベンチは、その後のメンテナンスがされていないことが多く、座ることができないほど朽ちているものもあります。
しかし、無許可だからといって、ベンチを撤去するわけにはいきません。バスの利用者にとっては、ありがたいものなのです。
そこで、大阪狭山市は、広告入りのベンチを撤去する代わりに、バス停などに新しいベンチを設置することにしました。1台7万円するベンチは、市民や企業からの寄付で設置します(ベンチには、寄付した個人や企業の名前が書かれたプレートが取り付けられます)。昨年度は、72台分の寄付が集まり、すでに24台を新しいものに取り替えました。大阪狭山市にある広告の入ったベンチは約80台なので、もう少し寄付が集まれば全部を取り替えることができますね。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000175-mailo-l27)
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Comments
こんにちは、たべちゃん
今や、国も地方も財政難で、無駄を省く方向へと行っています。
あれば良いと思うようなものは、なおさら最後に
なってしまうでしょ?
こうなったら知恵と寄付に頼るしかありませんね。
ベンチに寄付した企業名や個人名を宣伝するって
とても良いアイデアですね。
寄付した人たちを良い気分にさせてあげるんですから。
Posted by: まるこ姫 | 2008.06.28 04:50 PM
まるこ姫さん、こんばんは。
* こうなったら知恵と寄付に頼るしかありませんね。
広告の入っているベンチ(しかも壊れているのもある)をそのままにするわけにはいかないですが、ベンチを利用する人も多い。
そういう状況から生まれたのがこのアイデアですね。
Posted by: たべちゃん | 2008.06.30 10:47 PM