台湾の新幹線に乗る(後編)(台湾旅行記(12))
在来線と同様、台湾高鐵も板橋までは地下を走る。板橋でも乗車があり、わずかながら立っている人もいる。
板橋を出てしばらくして列車は地上に出たが、すぐにまたトンネルに入る。山があるため、トンネルが連続する。いくつかのトンネルを抜け、平地に出たと思ったら、早くも減速して高鐵桃園へ。時速300キロ運転は結局味わえずじまい。たった22分の短い新幹線の旅だった。
高鐵桃園は、各停便のみが停車する駅。東海道・山陽新幹線の「こだま」停車駅のように、中央に通過線がある構造だが、通過線は壁にさえぎられて見えない。
駅舎は地上にある。駅の周りには何もない。高鐵の駅は、台北などの一部を除いて街外れにあるため、市の中心部とを結ぶ無料の連絡バスを走らせている。高鐵桃園もそのひとつで、空港行きのバスのほかに、中心部へ行く連絡バスが走っている。連絡バスの案内は、新幹線の座席にも用意されている。
| Permalink | 0
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 「あをによし」と宇治に遊ぶ(2)(2022.05.24)
- 「あをによし」と宇治に遊ぶ(1)(2022.05.24)
- 「あをによし」と宇治に遊ぶ(0)(2022.05.23)
- 沖縄は車しか交通手段がないので旅行に行けない?(2022.03.03)
- 沖縄まで日帰り旅行(1)(2021.11.26)
「鉄道」カテゴリの記事
- 東海道新幹線、繁忙期は値上げか?(2022.08.05)
「海外」カテゴリの記事
- 仮設住宅は寝台車(2022.07.03)
- ドイツ、期間限定だが1200円で全国乗り放題に(2022.05.29)
- オーストリアで寝台車を増備(2022.04.24)
- サウジアラビアの女子大構内に鉄道(2022.02.26)
- カナダでも指さし確認(2021.06.06)
Comments
こんばんは。本文では書けなかった車内販売について補足します。
高鐵にも車内販売はありますが、弁当の販売は昼、夕の決まった便のみのようです。
Posted by: たべちゃん | 2008.06.09 11:51 PM