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「だんじり」で裁判員は拒否できるか?

 来年の5月には、裁判員制度がはじまります。しかし、「だんじり」のときに裁判員に呼ばれたらどうすればいいのでしょうか? 大阪地裁堺支部は、岸和田市の住民を対象に、アンケートを行っています(岸和田にも地裁の支部はありますが、裁判員が関係する裁判は、堺支部で行います)。今月中には、集計・分析を終える予定です。

 「だんじり」は9月の敬老の日の前の土日の2日間行われますが、その2日間さえ避ければいい、というわけではありません。運営に関する会議などもありますので、中心になっている人は年間200日、用事があるようです。当然、祭で暮らすことはできませんから、何らかの本業があります。とても裁判員をやっている余裕はありません。今のところ、堺支部は、祭の関係で辞退する人が多そうな時期は、裁判員の候補を多くする方向で考えているようです。

 「だんじり」のような全国的に知名度の高い祭は、たくさんあります。全く無名の祭でも、中心になって運営している人にとっては重要な行事です。岸和田だけの固有の問題ではありません。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200807050127.html)

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