「だんじり」で裁判員は拒否できるか?
来年の5月には、裁判員制度がはじまります。しかし、「だんじり」のときに裁判員に呼ばれたらどうすればいいのでしょうか? 大阪地裁堺支部は、岸和田市の住民を対象に、アンケートを行っています(岸和田にも地裁の支部はありますが、裁判員が関係する裁判は、堺支部で行います)。今月中には、集計・分析を終える予定です。
「だんじり」は9月の敬老の日の前の土日の2日間行われますが、その2日間さえ避ければいい、というわけではありません。運営に関する会議などもありますので、中心になっている人は年間200日、用事があるようです。当然、祭で暮らすことはできませんから、何らかの本業があります。とても裁判員をやっている余裕はありません。今のところ、堺支部は、祭の関係で辞退する人が多そうな時期は、裁判員の候補を多くする方向で考えているようです。
「だんじり」のような全国的に知名度の高い祭は、たくさんあります。全く無名の祭でも、中心になって運営している人にとっては重要な行事です。岸和田だけの固有の問題ではありません。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200807050127.html)
| Permalink | 0
「ニュース」カテゴリの記事
- 全国知事会、今ごろになって県をまたぐ旅行、帰省の中止を求める(2021.08.02)
- 中を歩くだけで人間を洗浄?(2020.12.31)
- 兵庫県立佐用高校、岡山県の一部から通学できるようになる(2017.04.08)
- お賽銭も電子マネー(2016.12.24)
- 山口市役所が小郡に移る?(2017.02.19)
Comments