静岡B級グルメと副都心線(6)
1日目最後のメニューは、「TJライナー」。6月14日のダイヤ改正で誕生した、新しい種別だ。
「TJライナー」は夜、池袋から出る、帰宅のための速達列車。池袋-ふじみ野間は、300円の着席整理券が必要となる。同じ東武でも、伊勢崎線には日光方面などに数多くの特別料金を設定している電車があるが、東上線にはそのような電車はなかった(かなり昔にはあったようである)。川越以遠、各駅に停まる急行が輸送の主力だった。当然、車両はロングシート。ところが、「TJライナー」誕生に伴い、近鉄のL/Cカーのように、ロングシートにも転換クロスシートにもなる特別の車両を投入してきた。
「フェルメール展」見学を終え、池袋に着いたのが20:20ごろ。満員で乗れなくなると困るので、次の21:00発の着席整理券を自動券売機で買い求める。出てきた着席整理券は、後部5両ならどこでも乗っていい、という非常に大雑把なものだった。
JRの構内でカレーを食べ(「ICOCA」で決済できるのはありがたいことである)、20:50ごろに東武池袋駅に戻る。お盆の時期のためだろうか、まだまだ着席整理券はたくさん売れ残っているようだ。
改札を通って、ホームに行く。「TJライナー」は専用のホームから出発する。空いている座席を見つけ、座っていると、「着席整理券の売り切れが近い」というアナウンスが聞こえてきた。発車直前になって急に売れていくのだろう。
さて、「TJライナー」のシートだが、近鉄のと比較すると、硬く感じる。これでも東京では300円をとることが出来るのだ。
「TJライナー」は、急行停車駅である成増などを通過し、最初の停車駅はふじみ野。ここからは着席整理券がいらない。着席整理券がいらないことを狙ったのか、途中駅から乗ってきた客なのだろうか、ふじみ野から乗ってくる客もいる。(続く)
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