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October 2008

あと2か月で「パノラマカー」引退

 名鉄は、年末の12月27日にダイヤ改正を実施します。

 今回のダイヤ改正の最大のポイントは、「ミュースカイ」以外のすべての快速特急、特急に運賃だけで乗車することができる一般車がつくようになること。特別車と一般車がセットになった車両が増備され、使いやすくなりました。ただ、今後も中部国際空港発着のノンストップ列車(神宮前-中部国際空港間をノンストップ運転するもの)は、全車特別車のままです。全車特別車の列車については、車両の愛称からとられた新たな名称「ミュースカイ」を設定します。特急の上に「スカイライナー」がある、京成みたいですね。

 そして、参考にした記事(名鉄ホームページ)の一番最後に、重要な情報が載っていました。長い間、名鉄で活躍してきた「パノラマカー」(7000系)が、このダイヤ改正で引退するのです。これまで、「パノラマカー」の引退は来年度といわれていたのですが、それが突然早くなったのです。名鉄の看板列車で、今なお人気の車両なので、人気はさらに過熱すると思われます。乗りたいなら一刻も早く乗っておいたほうがよいでしょう。

 もっとも、ダイヤ改正以降も、当分の間はイベント用の列車として走ります。確かに、運賃しかとらない普通電車よりも、鉄道ファン用のイベント列車として走ったほうが収入はよいですね。
(参考:名鉄ホームページ http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2008/1188944_1140.html、中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008103001000822.html)

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服装や態度で22人不合格

 平塚市にある神奈川県立神田高校で、学力試験などの成績は合格基準に達していたのに、願書受付時や受験時の服装や態度に問題があったとして、3年で22人を不合格としていました。県教育委員会は、校長などの関係者の処分や、不合格者に対する入学等の救済措置の実施を検討しています。

 確かに、事前に公表した選考基準では、願書受付時や受験時の服装や態度は合否判定の対象とはされていません。それを考えると、服装や態度で不合格にするのは行き過ぎとも考えられます。

 しかし、舞台となった神田高校は、偏差値が低い、いわゆる「教育困難校」。中学校でいろいろ問題を起こしてきた生徒が集まってくることが容易に想像できます。このような生徒ばかりが集まった高校の教員の仕事は、かなり厳しいものでしょう。そういう点では、やむを得ないと納得できるところもあります。今後は、選考基準に明記しておいたほうがよいでしょう。

 そもそも、高校は義務教育ではありません。高校の授業についてくることのできない生徒、やる気のない生徒には、無理に来てもらう必要はありません。入試で落とせばよいのです。無理に全員高校に行かせようとするから、問題のある生徒も高校に行こうとするのです。公立にしろ、私立にしろ、学校には税金が投入されています。無駄なことです。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/life/edu/news/20081029dde041040019000c.html?inb=yt)

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阪急6300系、嵐山線へ

 大阪-京都間は、JR・阪急・京阪の3社が激しい競争を繰り広げています。それぞれが看板の車両を持ち、利用客を奪いあっています。阪急京都線の看板車両は特急用につくられた6300系。ドアを車両の端に寄せた、転換クロスシートの車両です。

 しかし、昔のように特急が十三-大宮間をノンストップ運転をしていた時代ならともかく、かつての急行並みに停車駅が増えた現状においては、6300系は使いづらいです。転換クロスシートがずらりと並んだ車両よりも、乗り降りのしやすい3扉ロングシートのほうが好まれます。6300系はデビューして30年以上経つこともあり、そろそろ主力の特急からは外さないといけない時期です。

 とは言っても、まだしばらくの間は使える車両。そこで、阪急は6300系を改造の上、来年春から嵐山線で使うことにしました。8両編成の電車が4両になり、座席も扉付近がロングシート化、中央部の転換クロスシートも1列と2列の組み合わせとなります。

 6300系の後継車両、9300系は転換クロスシートを備えていますが、3扉です。6300系は京阪間ノンストップだったころの栄光を伝える車両。4両に短縮され、支線用に使われますが、大切に使ってもらいたいですね。
(参考:阪急ホームページ http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER200810242N1.pdf)

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西宮北口発嵐山行き臨時列車

 みなさん、こんにちは。今日と明日で、阪急嵐山線の話題を2本書きます。まず最初は、臨時列車の話題から。

 阪急は、この秋、嵐山への観光客誘致キャンペーンを行っています。そのひとつとして、11月17日(月)から21日(金)の平日5日間、神戸線西宮北口から嵐山までの直通電車を臨時運転します。

 この6両編成の臨時列車は、西宮北口を10:20に出て、十三までの各駅に停車します。十三からそのまま梅田に向かいますが、梅田では乗り降りできません。単に神戸線から京都線に転線するために梅田に行くだけなのです。京都線に入ると、次の停車駅は何と桂。十三や高槻市も無視です。桂からは各駅に停まり、終点嵐山には11:33到着です。帰りは、嵐山を15:51に出て、終点西宮北口には17:17に着きます。帰りにも、桂から十三(神戸線ホーム)まではノンストップです。

 神戸線から京都線への直通列車はかなり久しぶりのこと。平日にしか運転されないのが残念ですね。
(参考:阪急ホームページ http://holdings.hankyu-hanshin.co.jp/ir/data/ER200810241N1.pdf)

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外で酒を飲むときは、事前に届け出ること

 秋田県警が職員の飲酒運転を防ぐために、実際に出された通達です。自宅以外で飲酒するときは、事前に所属長に日時、場所、趣旨、出席者名を書面で届けないといけないです。急に飲みに行ったときは、事後報告をしないといけません。この報告を忘れたら、たとえ車の運転をしていなくても所属長から口頭注意を受けます。また、酒を飲む人は自費で検知器を用意し、酒を飲んだ翌日に車を運転するときは、検知器で飲酒運転状態にあるかをチェックしないといけません。

 このような通達が出された背景には、実際に県警職員による飲酒運転事故が起きたということもありますが、外で酒を飲むのに届け出がいるとは、大人にさせることではないですね。本人に飲酒運転をしないという自覚がないと、昔の中学校のような厳しい通達も何の効果もありません。
(参考:朝日新聞10月24日朝刊 14版)

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高速料金が半額?

 ETC利用者限定の割引制度はいろいろあります。朝夕の決められた時間帯に利用すると5割引きになる通勤割引(東京・大阪近郊の大都市圏以外に適用)などです。さらに9月16日からは来年9月までの期間限定で、深夜帯(0時~4時)の5割引き(休日は来年1月まで)、休日の100キロまでの区間の5割引き(9時~17時、1日2回まで、軽自動車・普通車のみ、東京・大阪近郊の大都市圏以外に適用)などの制度もできましたが、複雑になった感もあります。

 そこで政府・与党が新たに出してきた案が、地方の高速道路の高速料金を一日中半額にする、というものです。あれほど強く反対してきた民主党の案を部分的ながら採用したことになります。実施する区間についてはこれから国土交通省が検討するようですが、先月から導入された割引の恩恵を受けない東京・大阪近郊の大都市圏は対象外でしょう。

 さて、肝心の財源は道路特定財源の余剰金など。道路特定財源は、公共事業が削減された影響で、5000億円程度余っているようです。これを使うようです。

 ということは、地方の人は値下げの恩恵を受けますが、東京・大阪の大都市圏に住んでいる人は、地方に行かない限り何の恩恵も受けないことになります。道路特定財源は都会の人も地方の人も払うのですから、今回の案は、都会の人のお金も使って地方の高速道路を値下げするようなものだとも言えます。確かに大都市圏の高速道路は混んでいて無料にする意味はないでしょうが(お金を払っても乗る価値がある)、何か割り切れないところもあります。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/politics/update/1021/TKY200810200429.html)

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日本代表監督、星野監督続投?

 来年3月に行われる第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。その監督に、どうやら北京オリンピックで惨敗した星野監督が再び就くようです。

 日程を考えると、WBCが行われるのは開幕直前の来年3月。現役のプロ野球監督にとっては負担が重いです。開幕前の仕上げの時期に監督がいなくなるのですから。確かに、サッカーのように、日本代表の専任の監督がいればいい、というのは説得力があります。ただ、サッカーと違うことは、国際試合が少ないこと。サッカーのようにいつも国際試合をやっているような状況ではないのです(もっとも、サッカーの国際試合の中には、練習試合のようなものもあるようですが)。試合の少なさを考えると、専任の監督にするべきかどうかは微妙なところです。

 いったんは星野監督に決定か、との雰囲気でしたが、どうやら風向きは変わりつつあるようです。イチロー選手がWBCの監督問題について発言をしたためです。現役監督でも、それ以外の人でもいいですが、「この人なら任せられる」人になってもらいたいです。
(参考:DIAMOND online http://diamond.jp/series/sports_opinion/10033/)

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後味の悪い、イモ畑での行政代執行

 16日、門真市の北巣本保育園の畑で、行政代執行が行われました。阪神高速8号京都線接続部と近畿道門真ジャンクション(仮称)とを結ぶ第二京阪道路建設に支障となるためです。第二京阪道路は、現在、枚方東インター以東が開通し、2009年度末の全線開通を目指しています。

 この畑、園児用の菜園としてイモを植えていました。2週間後にイモ掘りをする予定でしたが、行政代執行のため府の職員によって掘られてしまいました。保育所の職員や保護者、そして園児の見ている目の前で。

 ここまで読むと、行政の冷酷さだけが出てきます。ただ、そう単純化してよい話ではありません。子供は用地買収を拒否する材料に使われただけです。イモ掘りの時期を早めたりすれば何事もなかったのに、通っている保育園の園長の犠牲になったのです。イモ掘りが終わる2週間後になれば、違う作物を出して、用地買収を拒み続けるでしょう。

 高速道路は全線ができて意味があるものになります。ほんの一部分でも買収できなかったら、高速道路は価値のないものになってしまいます。

 後味の悪さだけが残りました。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000542-san-soci)

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フェンスで守られた街

 住人以外は入ることのできないオートロック式のマンションはたくさんありますが、最近は住宅街ごとフェンスで囲んだ住宅地があるようです。

 例えば、芦屋の海辺にある住宅地の周囲には、高さ2メートルのフェンス、赤外線センサー、数十台の監視カメラ、そして正面ゲートには数人の警備員が24時間体制で監視しています。1区画が400平方メートル以上もあることもあり、土地代は1億円以上もします。

 しかし、これは芦屋のような高級住宅街だけのものではありません。岐阜市内にもそのような住宅地があります。延べ床面積130平方メートル程度の4LDKが中心のこの住宅、価格は4千万円程度と周りより1千万円程度高いのです。周囲をフェンスで囲って不審者の侵入を防いでいるということは、それだけの価値があるのです。しかも、長期的に見ても、このようなフェンスで守られた住宅地は、不動産の価値を高く維持できるようなのです。

 住宅街ごとフェンスで囲むような住宅地は、アメリカで発達してきました。このような他者を拒絶するような住宅地が増えることについては賛否両論があります。ただ、現実に経済格差が広がり、治安の悪化を感じる人が増えている現状では、このような住宅地は増えることでしょう。
(参考:朝日新聞10月13日朝刊 14版)

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切符を買うが列車には乗らない、迷惑(?)な客

 指定券が売り切れたはずの列車、実際に乗ってみると空席がたくさん。そういう光景は時々見られます。陸羽東線の「リゾートみのり」や東北線を走ったSL列車(「仙台・宮城DC号」)もそのひとつ。指定券は事前に売り切れたものの、車内はガラガラでした。

 その原因のひとつとして考えられるのが、収集目的の鉄道ファン。指定券は310~510円と安いので、たとえ乗車しなくても、それほどの負担はありません。

 これでがっかりしているのが、地元自治体や観光業界。観光用の臨時列車によって集客を図り、地元にお金を落としてくれると考えたのでしょうか、うまくいかなかったようです。

 自治体や観光業者の思惑どおりにお金を落とすかはともかく、切符を買ったのだから、用事が入らない限り列車には乗りたいですね。また、ずっと列車に乗ってばかりではなく、途中で降りる余裕も欲しいですね。

(追記)
 満席のはずの「リゾートみのり」がガラガラだったのは、当日にSLが運転されていたこともあるようです。途中の駅で引き返したのです。鉄道ファンとしては考えられる行動で、非難はできません。

 なお、このことがあってから、JR東日本は観光列車を運行する場合、座席の何割かをパッケージツアーに割り当てるようにしているようです。鉄道ファンが使いにくいパッケージツアーの形態にすることで、運賃込みでの収入が確実に見込め、観光収入が期待できるからです。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000001-khk-l04、Business Media 誠 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1308/09/news013_4.html)

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高速道路無料化論に思う

 一時は今月中に解散し、今月末か来月頭に総選挙を行うとまで言われました。今はそれは遠のいたようですが、政権獲得を狙う民主党は、かねてから高速道路の無料化を主張しています。かつては民主党の高速道路無料化を激しく非難していた自民党も、大幅な引き下げを検討しています。さて、高速道路の無料化は無茶な話でしょうか? ここで考えていきたいと思います。

 道路をつくるには、それなりの費用がかかります。この建設費用を回収する方法としては、3つ考えられます。(1)道路を通行する人からお金を取る (2)税金(揮発油税等、関連する税金)で薄く広く徴収する (3)税金(所得税、消費税等、関係のない税金)でさらに薄く広く徴収する この3つです。現在、高速道路は(1)の方法で、一般道は(2)の方法で徴収しています。本来なら、(1)の方法が受益に見合った負担を課すことができますが、これは出入口が数少ない高速道路だからできることであって、生活道路のすべてに料金所を設けることはできません。それを考えると、高速道路だけ有料にするのはおかしいとも言えます。

 しかし、単純に高速道路を無料にすれば、今までの高速道路収入は消えてしまいます。高速道路を整備しなければならない区間が全くない、ということはありませんし、維持にもお金がかかります。それを考えると、揮発油税等をさらに上げてカバーしないと収支が合わないことになります。自動車がガソリンで動く以上、揮発油税に税金を課せば、正確ではないものの受益に見合った負担を課すことができます。大きな車や環境対策の遅れている車により大きな負担を課すことができる、というメリットもあります。

 さて、揮発油税をそれなりに上げた場合、環境への効果はどうなるのでしょうか? 高速道路が無料になるため、車の利用がさらに増えるかもしれません。逆に、トラックなどは経費削減のため、長距離でも一般道を使うことがよくあります。そういう車が高速道路を使うことにより、環境にはプラスの効果を及ぼすとも考えられます。高速道路では信号がないために停止をする必要はありませんから。どちらの見解が正しいかは、よくわかりません。

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屈辱の2位

 悲しい週末を迎えることとなりました。前半あれだけの快進撃を見せた阪神が、優勝を逃してしまいました。これほどの屈辱的なシーズンはありません。

 結局のところ、今年も阪神は課題を達成できませんでした。新井選手の加入により打線につながりが出ましたが、新井選手が怪我でいなくなるとそのつながりは消えてしまいました。選手の高年齢化はさらに進み、投手も野手も40代の3人に頼っています。監督の采配はまったく進歩がありません。投手陣は相変わらずのJFK頼りですし(JFKが優秀な抑えであるのは誰もが認めますが、酷使しすぎです)、実績を重視しすぎる起用(金をつぎ込んで選手を取っている巨人でも、若手はちゃんと育っています)、揺さぶりをかけないバッター任せの攻撃(自分の現役時代と違い、今の阪神にホームランは期待できません)。来年も続投でしょうが、優秀なヘッドコーチが欲しいです。

 岡田監督が就任してからの5年間、1回のリーズ優勝のほか、5年中4年はAクラスと、それなりの好成績をあげています。今年も6割近い勝率、数字としてはいいものです。しかし、過去もそうですが、そんなに勝った、という実感は全くありません。

 この汚名を返上するのは、ただ一つ。クライマックス・シリーズで中日、巨人を撃破し、日本シリーズ、アジアシリーズを勝ち抜き、23年前にはなかったアジア一になることだけです。

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リニアは「南アルプスルート」で

 東京と名古屋を真っすぐ線を引くと、南アルプスにぶつかります。南アルプスに巨大なトンネルを掘れば、確かに直線に近いルートを取ることができます。トンネルなどが大半を占めるため、用地買収の問題はなく、当然のことながら諏訪地方を迂回するルートより距離が短いため、所要時間も短くなります。建設費も安いです。ただ、最大の問題は南アルプスにトンネルを掘ることができるか、ということです。JR東海は、南アルプスの地形や地質の調査を進めた結果、問題ないことが分かったため、2025年に開業を目指しているリニア新幹線を「南アルプスルート」で建設する方針となりました。

 長野県は県の南をかすめる「南アルプスルート」よりも、県内を通る区間の長い諏訪地方を迂回するルートを求めていました。諏訪地方を迂回すれば、飯田のほかにも、諏訪近辺にも駅ができる可能性が高いからです。しかし、南アルプスにトンネルを掘ることができる以上、「南アルプスルート」の優位性は明らかです。諏訪地方に迂回して建設費を使うより、一気に大阪までつくるほうが重要です。「南アルプスルート」をベースに考えるのは妥当なところでしょう。「諏訪ルート」にこだわるより、飯田駅の建設費用をJR東海に出してもらうほうがよほど賢明です。

 この「南アルプスルート」は、大雑把に言って、神奈川県の北部をかすめ、甲府、飯田を通り、岐阜県の東濃地方を通って名古屋に向かいます。甲府付近や飯田付近に駅ができる可能性は高いようですが、神奈川県や岐阜県を無視するわけにもいかないので、橋本や中津川にも駅ができると思われます。名古屋より西は、1県に1駅で考えると亀山、けいはんなでしょうか?

 何度も言っていますが、リニアは名古屋止まりではつくる意味はありません。大阪までできてはじめて効果が出てくるのです。JR東海は、2025年に名古屋まで開業するよりも前に、大阪への延長に着工する予定です。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/business/update/1006/TKY200810060303.html)

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最下位決定戦

 今日の楽天-ソフトバンク戦は、最下位決定戦。勝てば5位、負ければ最下位が決定です。試合は0-0のまま延長戦に入りました。

 絶対に負けられない試合。選手もファンも気が気ではないでしょうね。傍観者の立場で見ればこれほど面白い試合もないですが。

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東京発ブルートレイン全廃へ

 10月に入って少しお休みをしていたので、久しぶりの書き込みとなります。

 すでに昨年から報道がなされていましたが、来年の3月のダイヤ改正で、東京と熊本・大分を結ぶ「はやぶさ」「富士」が廃止されるようです。もし実際に廃止になれば、東京発のブルートレインは全廃されます(上野発はあり)。また、来年3月のダイヤ改正では東京-大垣間の夜行快速「ムーンライトながら」の廃止を検討しているという報道がありました。つまり、このままいけば、来年3月からは東京を発着する夜行列車は、東京と高松・出雲市とを結ぶ「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」の1往復のみとなります。

 確かに、ブルートレインのサービスは陳腐化しています。高い寝台料金を払っても、カーテン1枚しかない開放型の寝台。プライバシーの点なら、夜行バスの座席と変わりありません。むしろ、出入り口が1か所しかないバスのほうが運転士のチェックが利くので、いいのかもしれません。

 また、「はやぶさ」「富士」は距離が長いこともあり、実用的な交通手段ではありません。夜行は飛行機や新幹線の最終が出た後に出発して、翌朝の始発が到着するまでに着かないと意味がないのです。古い車両を何の改善もせぬまま走らせる、残念ながらこのような状態では、「はやぶさ」「富士」の廃止はやむを得ないでしょう。

 夜行列車の生きる道としては、ビジネスに特化するか(その点では今年3月の「銀河」の廃止はもったいなかったです)あるいは観光列車となるかのどちらかです。今の時代、飛行機や新幹線もありますから、ただ単に走らせるだけではジリ貧です。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081003k0000e040076000c.html)

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