橋下大阪府知事は、今月、観光客や企業誘致のため北京・天津を訪問しました。
知事に就任してから3度目の出張ですが(行先はいずれも中国)、これまでの2回はいずれもエコノミークラスを利用していました。ところが今回は同行者がいることもあり、ビジネスクラスを利用しました。大阪府知事という、大阪を代表する人の出張なので、ビジネスクラスを使うという判断は妥当なところでしょう。
また、今回の出張は当然のことながら関空からの往復ですが、採算性の良いビジネスクラスを使うということは、関空のためにも良いことです。一般の職員や社員はともかく、知事などの首長や大会社の社長は、海外出張をするならば、関空からビジネスクラスで出かけたほうがよいでしょう。関空を便利なものにするためにも。
ツアー客ばかりのリゾートへの路線は、客がよく乗っていても、あまり儲からないようです。もっとも、中国へはビジネス需要が多く、エコノミーといえどもそれなりの値段で乗ってくれるようですが。
(参考:四国新聞社ホームページ http://www.shikoku-np.co.jp/national/social/article.aspx?id=20081118000388)
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十三の神戸線ホームに停車。ここからは終点、西宮北口までの各駅に停車する。
十三で降りてもよかったが、十三からなら京都線で行くことができる。やはりここは神戸線の駅で降りたほうがいいだろう。そう思って、次の神崎川で降りる。
名古屋への帰りは再び近鉄で(行きは名古屋から京都まで、近鉄の急行を乗り継いだ)。上本町18:20発の快速急行に乗る。8両ともロングシートなので、弁当は食べづらい。一番前の車両に座ったが、発車10分前にもかかわらず座席が埋まっている。
中川で名古屋線の急行に乗り継ぐと、名古屋着が21:24。3時間程度で着くとは意外に速いものだ。
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桂からノンストップを続けた臨時直通列車は、十三でいったん停止。しかし、扉は開かず、乗務員の交代のみ。やがて列車は動き出し、ポイントを2回渡り、宝塚線へ入る。宝塚線の梅田行き急行を待たせたままで。
16:45、臨時直通列車は梅田の6号線に入る。到着するとすぐ、扉が開く。予定では梅田は運転停車のはずだが、下車のみ取り扱うように方針が変わったようだ(臨時直通列車の車内で聞いた話では、火曜日も梅田で乗客を降ろしたようだ)。月曜日に当初の予定通り梅田を通過しようとしたところ、乗客からの苦情が相次いだのだろうか。どうやら、あらかじめ梅田にも停まることがアナウンスされているようで、かなり多くの人が列車から降りた。
扉は1分ほどで閉まったが、出発は10分後の16:55。日没の時刻だが、園田までは運転席後ろの幕を下ろさないとのこと。これで、宝塚線から神戸線へ転線する様子を見ることができる。夜間は幕を下ろさないとまぶしくて運転しにくいのに、ありがたいファンサービスだ。
さて、宝塚線から神戸線への転線は、中津の手前で行われた。(続く)
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アンケートを書き終え、車内も落ち着いてきたようだ。ダイヤの間を縫って走るためであろうか、ところどころでゆっくりと走っている。
ふと扉の上のあたりを見ると、停車駅の案内がいつもとは違う。いつもは、特急などの停車駅の案内をしているところだが、このスペースを使って臨時直通列車の停車駅の案内をしている。梅田と十三(京都線ホーム)には停まらないことと、十三-桂間はノンストップであることがはっきりと書かれている。
その案内図には、十三-桂間の通過駅も丁寧に書かれている。それを見ると、いつもの特急の停車駅が非常に多く見える。特急と名乗るからには、十三-高槻市間ぐらいはノンストップで走ってもらいたいものだ。(続く)
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先月開業したばかりのJR京都線桂川駅で降り、西に向かう。7分ほど歩けば、これまた新しい阪急洛西口駅。5年前にできたばかりだ。15:31発の準急に乗って、上桂駅に向かう。
上桂で折り返して乗ったのは、11月17日(月)から21日(金)の5日間のみ運転された、西宮北口-嵐山間臨時直通列車。神戸線用の電車の6両編成が使われたこの臨時直通列車は、期間限定の珍しい列車ということもあり、先頭や後尾には多くの鉄道ファンがいるが、それ以外の部分は普通の観光客が意外にも多い。椅子はきっちりと埋まっている。
桂で河原町方面に行く人が何事もなかったかのように降り、乗客とともに代わりに乗ってきたのは阪急の社員。社員は乗客にこの列車についてのアンケートを行っていた。好評なら来シーズンも運転されるのだろうか?(続く)
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みなさん、おはようございます。
昨日、阪急の西宮北口-嵐山間臨時直通列車に乗ってきました。
明日から何回かに分けて、そのときの旅行記を書きます。
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ICカード化の波から取り残された名古屋市交通局・名鉄でも、ようやく2010年度から使えるようになります。
そのうちのひとつ、名古屋市交通局で現在発売されているプリペイドカードは「ユリカ」。5000円で5600円分乗ることができるのが魅力です。新しいICカードはその「ユリカ」を廃止してできるものなので、割引なしでは済まされません。
そこで出てきたのが、1か月の利用額に応じてポイントがたまる仕組み。利用額の10~13%のポイントがつきます。例えば、1か月に5000円乗った場合、12%の600円がもらえ、翌月に地下鉄やバスに乗ることができます。平日の昼間や休日の場合のポイントは地下鉄なら20%、バスなら30%。利用額が少ない場合のポイントが低いこと(今までの「ユリカ」は有効期間がありませんから、あまり乗らない人でもメリットがあります)や昼間・休日のバスの割引が縮小していること(「昼間割引専用ユリカ」は、2000円で2800円分乗ることができます。ポイントを40%にすればちょうどいいです)という問題はありますが、それなりのサービスにはなっていますね。ところで、乗り継ぎ割引はどうなるのでしょうか?
完璧とは言わないまでも、現段階では、それなりに評価できる名古屋市交通局のICカード。それに比べて、クレジットカードをつくらせる割にはたいして割引のない「PiTaPa」のサービス水準の低さが際立ちます。あれなら「ICOCA」で十分です。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2008111402000053.html)
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東京と大垣とを結ぶ、夜行快速「ムーンライトながら」。来年春で臨時列車化されるようですが(記事はここ)、シーズンには今なお根強い人気を持っています。「青春18きっぷ」が使える期間の週末などはあっという間に指定券が売り切れることもあります。
それに目を付け、転売目的で「ムーンライトながら」の指定券を買い占めていた男が8日、逮捕されました。男は指定券をインターネットオークションで最高で9倍近い値段で売り、約5年間で約250万円の利益を上げていたとみられています。
利用者の立場でみれば、高い値段で指定券を買っても、「青春18きっぷ」が使える期間は乗車券とのトータルでは安く移動できます。あっという間に売り切れることもあり、インターネットオークションで高い値段で買ってもそれだけの価値があるのです。それだけ需要があるのですから、JRもシーズンの指定席料金を上げればいいでしょう。「510円」にこだわる必要はありません。
反対にガラガラの閑散期(これが原因で「ムーンライトながら」は臨時列車化されるようですが)には、値下げを考えなければなりません。深夜でも消灯せず、静岡などの途中駅に停まる「ムーンライトながら」は、「ツアーバス」などの夜行バスに対抗できません。「ツアーバス」は、半値程度の値段で走るのです。
とは言っても、閑散期の指定席料金は310円。無料にしても310円しか安くなりません。そうなると、閑散期専用の割引きっぷをつくるのが得策でしょう。「ぷらっとこだま」みたいな旅行商品にしてもいいです。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/081110/crm0811101239004-n1.htm)
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あまり知られていませんが、18日にある法案が衆議院を通過します。
それは、国籍法改正案。これまで、未婚の日本人と外国人の間に生まれた子が日本国籍を取得するためには、(1)子の出生前に結婚する (2)母親が日本人である (3)子の出生前に日本人の父親が認知をする のいずれかの条件を満たさなければなりませんでした。しかし、6月の最高裁で違憲判決が出されたため、たとえ子供が生まれた後でも日本人の父親が認知をすれば、子は日本国籍を取得できるように改正するのです(現在は両親の婚姻も必要)。
ただ、問題なのは、認知について証明する手段がいらないこと。たとえうその認知をしたとしても、他者はその認知が虚偽であることを証明することができませんから、認知は正しいものとして通ってしまいます。子供に日本国籍を取らせようとして、怪しいビジネスが生まれる危険性もあります。子供が日本国籍を持っていれば、たとえ母親が不法滞在者でも在留特別許可がもらえ、堂々と日本に住むことができるのです。
もちろん、現状でも「偽装結婚」はありますし、父子関係に疑問がもたれる事例はあります。正確に父子関係を確定させるためには、すべての父子にDNA鑑定をしなければならないでしょう。ところが、実際にはしません(といより、数が多すぎてできません。多くの父子に過重な負担をかける結果になりますから)。通常は婚姻している夫婦の間から子供が生まれるものだと割り切っているのでしょう。
違憲判決が出たので国籍法を改正する必要はあるのでしょうが、いろいろ問題点もあるようです。無理に急ぐ必要はないのではないでしょうか?
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081115/stt0811150054000-n1.htm)
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公立高校の合格者を決める方式として、「総合選抜」というものがありました。いくつかの学校をグループにして、数校のグループ全体で合格者を決めたのち、成績順などで各学校に均等に割り振るものです。1981年の段階では、一部でも「総合選抜」を取り入れたのは14都府県にも上りました。
この「総合選抜制」により、学校間の格差がなくなりました。しかし、この制度には重要な欠点がありました。優秀な生徒が公立高校には来ず、私立に流れるようになったのです。大都市圏ほどその傾向は強く、かつては東大に何人もの生徒を出していた伝統校も壊滅状態になりました。お金持ちの家の子は私学に行けばいいですが、貧しい家の子にはそういう機会はありません。格差は世代を超えて固定する危険性が高まります。その反省から、「総合選抜制」を取り入れるところはどんどん減っていきました。現在も残っているのは京都府と兵庫県のみ。その兵庫県も、2010年度には廃止予定です。
また、公立高校の入試問題は県内ならどこも同じだと思いがちですが、最近は事情が異なるようです。進学校を中心に、独自の問題を取り入れるところが出ています。共通の問題ならみんなできてしまうので、差が付きにくいからです。
親の世代の格差を完全になくすことは資本主義である以上できませんが、格差が世代を超えて固定することは好ましくありません。その点でも、公立の進学校をつくり、逆転のチャンスを与えることは好ましいことだと思います。
(参考:朝日新聞11月9日朝刊 14版)
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リニアの始発駅は品川を予定しています。始発駅があれば、必ずあるのが終着駅。JR東海の葛西会長は、7日に名古屋で行われた講演で、大阪側のターミナルを新大阪にしたいとの考えを明らかにしました。
この決定は妥当なところでしょう。新大阪で山陽新幹線と乗り換えることができるからです。名古屋と同様、リニアの新大阪も地中奥深くにできると思われます。地中奥深くにある分だけ乗り換えの手間はかかりますが、東京から新幹線で行くよりも岡山・広島方面へ速く行くことができます。新大阪の乗り換えに25分を見込んでも、東京(品川)-広島間が3時間で結ばれます。今より45分の短縮です。
もっとも、新大阪での乗り換えを嫌って、新幹線で直通する客も相当数いるでしょう。運賃はともかく、料金はいったん新大阪で打ち切られる格好になるでしょうから、その点でも新幹線で直通する客はかなり残ると考えられます。葛西会長は7日の講演で、東海道新幹線からリニアに55%の客が移行すると見込み、東海道新幹線を今の「のぞみ」中心のダイヤから「ひかり」「こだま」中心のダイヤにする方針を打ち出しています。
東京から博多まで乗りとおす人は少ないでしょうが、岡山や広島までなら多いです。また、名古屋-博多という利用形態もあります。リニアが開業しても速達需要は残ります。航空機との競争を考えると、たとえリニアが開業しても、東京-新大阪間を今とほぼ同じスピードで結ぶ「のぞみ」的な列車はいるでしょうね。新横浜-新大阪間を2時間15分で結ぶ、「ひかり393号」(新横浜6:00発)のように。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081107-00000222-jij-bus_all)
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愛知県警は、7月にICカード型運転免許証の作成機器のリース契約の入札を行い、大日本印刷のグループ会社が6年間で1円という破格の安値で落札しました。このような事例はほかの県警でも相次いでいるようです。
しかし、機器を使って免許を発行するには、消耗品が必要です。当初、愛知県警は落札した企業と随意契約を結ぶ方針でしたが、透明性を確保する方針から一般競争入札をすることにしました。通常、役所のこういう契約については、当初導入する機械を破格の安値で売って損をしても、消耗品でカバーするようになっています。愛知県警のこの方針変更は、その予定をつぶしてしまったのです。
ただ、これで「コスト削減につながる」と考えるのは早いです。この類の消耗品は専用のものを使うようになっています。当初、愛知県警が随意契約を結ぼうとしたのもそのためです。機械を改良して、特殊な仕様の消耗品しか受け付けないようにすれば、たとえ一般競争入札を実施しても参加できる企業は限られ、成果は上げられません。単純にはいかないのです。
(参考:朝日新聞11月8日朝刊 14版)
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来年から始める関西独立リーグ。その合同トライアウトが4日、ありました。
その中で注目を浴びたのは、川崎北高の吉田えり投手(16歳)。4人のバッターに対して、四球を与えた1人以外は、すべて打ち取りました。
関西独立リーグは、16日にドラフトが行われます。神戸9クルーズと大阪ゴールドビリケーンズの2チームが吉田投手をドラフトで指名する方針です。
戦後の一時期には、女子プロ野球選手がいました。いくつか女子プロ野球チームがあり、試合もやっていました。吉田投手がドラフトで指名されたら、それ以来の出来事ですね。独立リーグなので給料は安いでしょうが、一応は「プロ」ですから。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081105-00000049-sph-base)
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年末の両国-成東間(東金線経由)に変わった列車が走ります。
その名は「お座敷東金号」。お座敷列車を使った臨時快速です。車内には掘りごたつが置かれ、靴を脱いで上がることになります。ゆったりとくつろいでお座席列車で帰宅できるのです。でも、くつろぎすぎて乗り過ごしてしまったりして。
参考にしたホームページはチラシ1枚だけで、いつ運転されるのかなどは全くわかりません。詳しい内容を早く知りたいものです。
(参考:JR東日本千葉支社ホームページ http://www.jrchiba.jp/news/pdf/20081020ozasikitougane.pdf)
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3日のことなのですが、家族でナガシマスパーランドに行ってきました。
ナガシマスパーランドは、東名阪道長島インターからまっすぐ南に行ったところにあります。ナガシマスパーランド付近の渋滞が心配でしたが、まったく渋滞はありません。自宅から1時間で着いてしまいました。駐車場は非常に広いですが、車はまだ少ないです。
今日の狙いは、ナガシマスパードームで行われる、NHK教育「いないいないばぁっ!」のショー。ナガシマスパードームは、夏場はジャンボ海水プールのロッカー室として使われるところなので、有効活用といったところでしょうか? 入場開始は10時(開演は11時)ですが、10時少し前に開演待ちの列に並びます。かなり長い行列です。
10時になり、ゆっくりと列が前に進みます。多くの家族連れがドームの中に吸い込まれました。ドームは満員です(開演近くに来た人は、立ち見です)。開演まで1時間近く、それまでの時間は後ろにある「プラレール」でつぶします。
11時、ようやく開演です。「いないいないばぁっ!」のキャラクター、ワンワンが登場です。「いないいないばぁっ!」にはメインのほかのキャラクターもいますが、そちらはお休みのようです。ショーは40分、テレビでやっている歌を歌うのが中心です。ところが、子供は途中で寝てしまいました。あの大音量で、よく眠れます。
帰りは、ナガシマスパーランドのすぐ近くにある伊勢湾岸道湾岸長島パーキングエリア(一般道からでも利用可能です)で足湯につかって疲れを少し取ってから帰りました。
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とある人が、茨城県議会を傍聴しに行きました。自分の関心のある内容なので、真剣な議論を期待していたようですが、中には居眠りする議員も。彼は議会の様子をblogで公開しました。
これに反発した一部議員は、議会の傍聴を規制しようとしました。その結果できたのが、傍聴希望者に身分証の提示を求めたり、写真撮影や録音を報道関係者等のみに限定したりする傍聴規則です。もっとも、傍聴規則改正の話が報道されると、県議会に批判メールが届き、テレビ局の取材も来るようになったので、傍聴規則の改正内容が実際に実施される可能性は低いようです。
一連の県議会の動きは、みっともない話です。国会ならNHKの中継がありますが、blogが世の中に普及して、リアルタイムではないものの、地方議会も事実上公開されるようになりました。名誉棄損に当たらない限り、blogに書かれたからといって怒っては、逆に評価を下げるだけの逆効果になってしまうと思いますが。
(参考:朝日新聞10月21日朝刊 14版)
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国からの補助金の経理について、会計検査院が12道府県の状況を調べたところ、すべての道府県で不正な経理が見つかりました。予算を年度内に消化するため、事務用品を購入するとして業者に現金を預けさせ(もちろん、実際にはそのときには物品を購入していない)、必要になったときにその業者が預かっている現金(裏金)で物品を購入します。いわゆる「預け」という手法です。
もちろん、これは正当な経理処理ではありません。しかし、ただ単純に県を非難するだけでは、何の解決にもなりません。節約しても報われないからです。予算が余れば国に返還する義務はありますが、その努力は評価してくれません。補助金は使い切ったほうがいいのです。
国のほうも、補助金を返してくれるのは有難迷惑です。補助金が返納されると、それほどお金がかからない事業だということで財務省から減額査定を受けるからです。そもそも、補助金の使用基準が複雑かつ曖昧で、会計検査院の不正経理の判定に異議を唱えているところもあります。
システムの根本から変えていかないと、同様のことは起こり続けるでしょう。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/select/opinion/watching/news/20081026ddm004070018000c.html)
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北陸道を通ると目につくのが、「美川 県一の町」の広告塔。石川県の旧美川町(現:白山市)にあった有名な広告塔です。実はこの広告塔は、私も知らなかったのですが、町の下水処理場の煙突だったのです。
「美川 県一の町」の広告塔が誕生したのは1998年のこと。1991年に町長に就任した竹内町長の発案です。町長は陳情のために霞が関に行きましたが、小さな町の知名度は全くありません。そこで、名刺に「美川県一」と書いたのです。これで、陳情先にも一度で町の名前を覚えてもらえたようです。
そのころ、町の下水処理場の煙突をペンキで塗りなおすという話が出てきました。海に近い美川町は、潮風の被害を受けます。煙突にペンキを塗って、コンクリートを保護するわけです。町長はこの煙突に「美川 県一の町」と書くことを強く提案、粘り強さがものをいい、「美川 県一の町」の広告塔が誕生したのです。当初は批判もありましたが、知名度はすぐにアップ。歌手の美川憲一にも喜んでもらえたようです(美川町は、出身地ではありません)。
しかし、美川町も一連の市町村合併で、松任市などとともに白山市となりました。美川町は消えてしまったのです。下水処理場も廃止され、建物はしばらくはそのままになっていたのですが、老朽化がさらに進行しました。そこで、この下水処理場を取り壊すことになったのです。洒落で美川町の知名度を高めた広告塔も3年以内に取り壊されるようです。
(参考:NHK金沢放送局ホームページ http://www.nhk.or.jp/kanazawa/program/001/gimon/2008/08-04-08.html)
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現在、JRの急行列車は「はまなす」「能登」「きたぐに」そして「つやま」の4種類が走っています。しかし、来年春のダイヤ改正で、岡山-津山間を走る「つやま」が廃止されるようです。
「つやま」の誕生は1997年と比較的新しいです。というのも、もともと津山線には、岡山と鳥取の間を結ぶ「砂丘」という名前の急行が走っていました。それが智頭急行経由の特急「いなば」に置き換えられたときに、地元自治体の要望もあって津山までの急行としてできたわけです。
津山線には「つやま」とともに快速「ことぶき」もできました。「つやま」と「ことぶき」では、停車駅も所要時間もほとんど変わらず、急行料金(岡山-津山間で730円)がかかります。当初から何のための急行なのかわからないところがありました。それでもまだ当初は、「つやま」にはグリーン車の付いた急行型車両(キハ58系、座席はリニューアル済)が使われていましたが、途中から普通列車用のキハ40系が使われ、車両についても急行らしさがなくなりました。当初から快速にするのが妥当なところだったでしょう。
さて、ダイヤ改正後、残る急行はたったの3つ。いずれも夜行です。ということは、「つやま」は最後の昼行急行だったのです。夜行列車を取り巻く環境の厳しさを考えると、急行列車そのものが消える日もそう遠くはないのかもしれないですね。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/national/update/1101/OSK200811010124.html)
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今日も引き続きトイレの話。東京で直下型地震が起きた場合、都心ではいくら待ってもトイレが使えないところも出てくるというシュミレーション結果が出ました。
このシュミレーションを出したのは、中央防災会議の専門調査会。東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が冬の平日の正午に起き、23区の約46%で断水が起きてトイレが使えなくなったという想定の下でシュミレーションを行いました。
その結果、地震発生から6時間後の18時の段階で、23区のうち12区でトイレの需要が供給を上回りました。都心ほどトイレは不足していて、官庁や企業が集中している千代田区では、需要の1/5程度しかトイレがありません。トイレ待ちの時間は何と4.5時間(14時時点でのデータです)。トイレが終わってすぐにトイレの列に並びなおしても、間に合わないです。しかも、この数字、時間がたつにつれどんどん増えていくようです。
昼間、東京の都心には多くの人が働いています。水道がちゃんと使えるうちはいいのですが、それが何らかの原因で使えなくなったら需要と供給のバランスは崩れます。トイレを我慢するわけにはいかないし、調査会が対策として挙げたように介護用のおむつを持ち歩くわけにもいきません。
難しい問題です。
(参考:Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081027-00000596-san-soci)
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普通、公共施設や店舗のトイレのマークは、男女で形や色が違うようになっていて、区別がつくようになっています。もし、これが一緒ならどうなるのでしょう?
大府市役所のトイレがそれです。大府市は、「男女共同参画」の観点から、トイレのマークは男女とも同じです。どちらも緑地に白で便座に座った絵を描いています。違いは「男 おとこ Men」「女 おんな Women」という文字のみ。男女の区別がつかないので、迷う人が多く、問題になっています。
男性が間違って女性用トイレに入ったら、痴漢扱いされます。逆はそういうことはないですが、恥ずかしい行為であることには間違いありません。
トイレのマークなどの案内というものは、わかりやすさが第一なのではないでしょうか? 「男女共同参画」とか「ジェンダーフリー」とかで曲げるようなものではありません。
(参考:中日新聞ホームページ http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20081028/CK2008102802000038.html?ref=rank)
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昨日のことなのですが、初めて人間ドックに行ってきました。
人間ドックの申し込みは職場で行ったのですが、指定された病院は自宅から自転車で15分ほど。4階の受付に行くと、人間ドックに来た人が待合室にたくさん。男性がほとんどだと思っていましたが、女性の方も結構います。ここは人間ドックなどの検査を行うための病院なので、みんな健康な人ばかりなのです。30分ほど待ったのち、検査着に着替えて、検査の開始です。
検査項目は全部で10項目あまり。腹部超音波検査や眼圧の検査など、今まで受けたことのない検査も含まれています。途中、何度か待たされますが、新聞や雑誌がたくさん用意されていますので、退屈になることはありません。最後にバリウムを飲む、胃部レントゲン撮影。受付に来てから3時間程度で検査は終了です。
午後からは、検査結果を医師が説明してくれます。すべての検査結果が出るわけではないですし、説明のあった内容でも他の医師によって見直され、結果が変更になることはありますが、医師から直接説明を受けるということは今までになかった機会です。説明は14:45からということだったので、いったん家に戻り、再び病院に行きます。
時間になり、医師が検査結果を説明してくれました。どうやら大きな問題はないとのこと。ひとまず、安心です。
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