英語の授業はすべて英語で
文部省は、2013年度に入学する生徒から適用される、新しい高校の学習指導要領の改定案を発表しました。
基本的には「ゆとり教育」の反省からか、前回高度な内容だとして切り捨てられた内容が復活しています。また、高校の英語の授業は原則としてすべて英語で行うことになるようです。
中学・高校・大学の10年間学校で勉強してもなぜか英語は話せません。そういう人は多いです。英語を母国語としない日本人なので、ネイティブのように流暢に英語を話すことは無理ですが、(英語を母国語としない人でも理解できるように書かれている)ビジネス用の英文を読んだりすることぐらいはできそうなものです。そういう観点では、方向性としては間違っていないとは思います。
ただ、英語で授業をしても理解できる生徒は少ないのではないでしょうか? 世の中には入試があるのになぜ高校に通ったかわからないようなレベルの生徒もいます。それは極端とはしても、授業が成立するのは進学校や英語科ぐらいでしょう。もっとも、進学校には受験とリンクしないという別の課題がありますが。大学入試の英語もすべて英語で出題したほうがよさそうです。
もちろん、先生は戦々恐々。英語で飯を食っているにもかかわらず、英語で会話することのできない先生は結構いるようです。こっそりと英会話学校に通う先生が続出するのではないでしょうか?
(参考:朝日新聞12月23日朝刊 14版)
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Comments
こんばんは、たべちゃん
あけましておめでとう御座います。
高校になってから、すべて英語と言うのは
ちょっと無理があるのではと思います。
レベルの高い高校ばかりではないし、教師の方も
全部イングリッシュと言うのは、大変でしょうし拷問に近いものがある教師もいるでしょう。
日本語もまともに喋れなくなっているのにね。
英語教育云々なら、小さい頃から徐々に訓練する必要があるのではと思ったりもします。
Posted by: まるこ姫 | 2009.01.01 09:22 PM
まるこ姫さん、あけましておめでとうございます。
* レベルの高い高校ばかりではないし、教師の方も
たぶん現実には、生徒にも教師にも問題があって、授業はできないでしょうね。
* 英語教育云々なら、小さい頃から
英語ができることだけ考えたら、小さいときから始めたほうが有利でしょうね。
Posted by: たべちゃん | 2009.01.01 10:55 PM