橋下知事、政治任用を採用か?
間もなく就任1年を迎える橋下大阪府知事。この橋下知事が新たなアイデアを出しました。
それは、部長クラスなどの幹部を、民間から登用する案です。戦略本部や各部局の部長などに20~30人、監査委員事務局には公認会計士を15人登用します。これにともない、府庁の組織も大きく変わり、戦略本部が府政運営の方向性を決め、職員はそれに従って実行するだけとなります。
橋下知事の案は、まさに政治任用。アメリカが典型的ですが、トップが変わると、高級官僚もぞろぞろ変わります。政治任用制のもとでは、自分が求める政策の遂行が容易になります。高級官僚は自分の手足となって働いてくれるのですから。何しろ、ボスが選挙で落ちれば、自分も「失業」の危機です。また、政策に失敗があれば、政治任用の高級官僚は、「クビ」というかたちで責任を取らせることができます。もちろん、重い責任とリスクがある以上、高い給料は出す必要があるでしょう。
ともかく、いい方向に動くことに期待したいです。
(参考:asahi.com http://www.asahi.com/special/08002/OSK200901260145.html)
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