「たま電車」に乗ってきました(2)
和歌山駅に着いたら、もうすでに和歌山電鐡ホームに「たま電車」が停まっていた。これ目当ての客が相当多く、発車までまだ20分もあるのに混んでいる。車両には、たまのイラストがいっぱい描かれている。車内も遊び心がいっぱい。車内のいたるところに小さなたまがたくさんいる。座席の座布団にもたまの姿が印刷されており、日よけにもたまのシルエットがちりばめられている。貴志側の車両には、スーパー駅長たま様がお座りになると思われるカゴもあったが、残念ながら車両にはいなかった。11:20、立っている人もいる中で、「たま電車」は和歌山を発車。
普通なら、和歌山を離れるにつれて、乗客はどんどん減っていくものだが、この「たま電車」は違う。なかなか減らないのだ。結局、立席の人もいるほどの状態で、終点の貴志に到着。しかし、なかなか出口に進むことができない。というのも、駅長室のたまを撮影しようとする人で改札口付近が混雑してしまっているのだ。さて、肝心のたまはお昼寝中。しばらくして目が覚めたが、大勢来た客で起こされてしまったかもしれないと考えると、かわいそうな気もする。
貴志に行く人は、和歌山電鐡の一日乗車券を持っているのが多い。でも彼らは駅の中にいるだけで、外に出る人は少ない。たまは有名になったが、沿線の観光地は全くと言ってもいいほど知られていない。私も事前に自宅近くのスーパーでパンを買ってきたので大きなことは言えないが、駅前にはいくつか喫茶店がある。ちょうどお昼だが、お昼を食べに駅前の喫茶店に行く人すら少ない。
30分後にやってきた次の電車は、「いちご電車」。乗った日(11日)の昼間は、「たま電車」、「いちご電車」、普通の電車の繰り返しでやってきているようだ。(続く)
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