排出する温室効果ガスは、携帯で払えます
全日空は、9月10日から、羽田発の一部の路線において、「カーボン・オフセットプログラム」を始めます。これは、携帯電話によるカード決済を行った客を対象に、航空機を利用することによって発生する温室効果ガスの量に見合う金額(羽田-伊丹間の場合、500円)を支払うものです。ここで得たお金は、音楽家として有名な坂本龍一氏の主宰する一般社団法人と提携して、北海道や高知などでの間伐プロジェクトを行う費用などに充てられます。なお10月からは、国内線の全便に拡大します。
この「カーボン・オフセットプログラム」は、利用者の自由意思で行われる制度ですが、将来的には、車も電車も飛行機も、すべての交通機関で排出する温室効果ガスの量に応じてかかるような制度にするのが好ましいでしょう。(公共交通ではない)マイカーの利用者に対しては、高い税を課してもよいでしょう。
このあたりの環境整備を行ってから、高速道路の無料化をすればいいのではないでしょうか? 何も対策をしないまま、高速道路の無料化だけをすると、車の需要が増え、環境には逆効果をもたらすことが目に見えています。
(参考:ANAホームページ http://www.ana.co.jp/pr/index.html)
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