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JR貨物は単なる「被害者」

 JR沼津駅付近を高架化する計画があります。これに伴い、駅付近にある車両基地や貨物駅は郊外に移転します。ところが、その貨物駅の移転問題で、一部住民から強い反対が出ています。用地買収も進んでいません。

 そのような状況の中、川勝静岡県知事は、12日、沼津市内のホテルで講演を行いました。その講演の中で、県知事は、JRが取り扱う貨物が少ないことから、貨物駅の移設に否定的な考えを示しました。JR貨物が駅の移設に関し何もしていないことを強く批判しています。貨物駅も高架になるわけではありません。ただ単純に、沼津から貨物駅をなくすのです。

 沼津駅の高架化事態に反対する声もありますが、ここではそこまでは触れないことにします。しかし、県知事から強い批判を受けたJR貨物は、高架化によって駅から追い出されるから移転するだけなのです。単なる「被害者」なのです。JR貨物としては代替措置として近くに貨物駅をつくってもらうのは当然のことでしょう。県知事がJR貨物を批判するのは筋違いの話です。
(参考:毎日jp http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20100113ddlk22010180000c.html)

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Comments

 たべちゃんさんへ::
 静岡県知事の無認識による戯言です。
 困った事です。

Posted by: パノラマハイパー | 2010.01.25 12:27 AM

 パノラマハイパー さん、こんばんは。

* 静岡県知事の無認識による戯言です。

 空港にこだわった前任者同様、困ったお方ですね。

Posted by: たべちゃん | 2010.01.26 12:05 AM

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