東海北陸道と「セントラム」とキハ52とキハ58と(8)
加賀温泉から「サンダーバード24号」でひと駅だけワープ。特急がたくさん通る北陸線では、「青春18きっぷ」でもうまく特急を使えば、速く効率的に行くことができる(もちろん、特急に乗れば、運賃も改めて払う必要があるが)。「サンダーバード24号」は、683系4000番台の新車だった。
次の芦原温泉でまた普通に乗り換え。芦原温泉始発の敦賀行き(12:42発)に乗る。419系の3両編成。結局、今回の北陸旅行では、北陸線の普通列車は413系か419系にしか乗っていないことになった。一番多くある、急行型車両には一度も乗らなかったのだ。橋上駅舎から離れた、一番後ろの車両でボックスシートを占領したが、それも福井まで。福井から乗る人が多かったのだ。福井からなら、普通でも1回の乗り換えで大阪まで行くことができるので、時間がかかっても良いならば選択の余地があるのだろう。北陸トンネルを過ぎると、アナウンスがあり、車内の電気が消える。交流から直流になったのだ。北陸もここで終わり。車両も次の敦賀で新快速の223系になる。
敦賀で30分弱の待ち合わせの間に、お土産を買い足し、ついでに「オレンジカード」を買っておく。意外なことに、「オレンジカード」を売っている駅は少ない。有人駅ならどこでも買えると思っていたが、加賀温泉や芦原温泉という特急停車駅ですら買うことができなかったのだ。
敦賀を出たときは4両編成で、2人掛けの転換クロスにひとりずつ座るぐらいだった新快速。ところが、近江今津で8両になり、近江舞子から快速運転をはじめると、乗客が増えてくる。アグレッシブな走りを見せるいつもの新快速に近づいていった。
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Comments
たべちゃんさんへ
この場を借りまして、私の主張!
JRの新幹線を含む全ての優等列車に乗車する際、定期乗車券や青春18キップのような優等列車への乗車制限のある企画乗車券の乗車制限規定を撤廃すること。
そうすれば、列車本数の少ない線区の通勤通学の乗客にとりましては、福音です。自家用自動車通勤者を鉄道利用に誘う事も可能です。
都会の利用者からは、通勤ライナーとかお帰りライナーを走らせて、金を巻き上げています。
東武鉄道は、日光や鬼怒川行の特急を途中の春日部や栃木に停めたり、定期乗車券による乗車を認めてます。
Posted by: パノラマハイパー | 2010.03.19 09:51 PM
パノラマハイパーさん、こんばんは。
* JRの新幹線を含む全ての優等列車に乗車する際、
昔はともかく、今は特急料金を払えば、定期券でも乗車できることが多いです。単価の高い特急に乗ってもらおうと、いろいろな取り組みをしています。
ただ、「青春18きっぷ」については、格安の切符ですから、制約があるのは仕方がないことでしょう。
* そうすれば、列車本数の少ない線区の
高校生は少々条件が悪くても鉄道に乗ってくれますが、車の免許を持っている社会人はそうはいきません。車より明らかに速いことが鉄道を利用する条件なのです。
Posted by: たべちゃん | 2010.03.20 09:12 PM