新餘部鉄橋、8月12日デビュー!
架け替え工事が進む餘部鉄橋。工事は順調に進み、新しいコンクリート製の橋への供用開始予定日が8月12日と決まりました。お盆の直前です。当初、今年の秋に完成といわれていましたが、少し早くなったようです。
開業以来風雪に耐え、今まで使われてきた餘部鉄橋は、7月16日を以って役目を終えます。新しい餘部鉄橋がデビューするまでの間、つまり7月17日から8月11日の間(26日間)は、香住-浜坂間を全面運休させて、バスなどによる代行運転を行います。なお、1日2往復ある特急「はまかぜ」は、香住-鳥取間が運休区間となります。
運休する期間は夏休みにあたります。かつては、京阪神から海水浴用の列車がたくさん出て、書き入れ時でした。しかし、今では通学の高校生のほうが大事なお客さんなのです。山陰のシーズンは何と言ってもカニのある冬。夏は車でも行くことができますが、雪が降ったり路面が凍結したりする冬は、車で行くのは危険です。京阪神の人は雪道には慣れていません。そのため、鉄道が選択されるのです。
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174781_799.html)
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Comments
海水浴客が多いという点では舞鶴線の電化のときも同じでしたが、このときはお盆の後から31日頃までの2週間でしたからね…。
確かにこの時期は不可解ですが、26日間と言う期間を考えると、8月後半に運休となるとお盆を犠牲にすることになるので、仕方ないのかなと言う気もしました。
香住から先だけだとそれほど大きくないと言うのもあるのかもしれません。
Posted by: うえしょう | 2010.04.11 08:06 PM
うえしょう さん、こんばんは。
* 海水浴客が多いという点では
通学の生徒がいない時期を狙ったのでしょうね。通学のラッシュをバスでさばくのは難しいでしょうから。
* 香住から先だけだとそれほど
名前は「本線」ですが、実態はそうではないという現実が響いていますね。
Posted by: たべちゃん | 2010.04.11 09:04 PM
私が、子供の頃、京都乗換で、山陰線によく乗車しました。
夏場、お盆休みは、始発駅で早くから待たないと座れなかったり、帰りでも、途中乗車じゃ満員で、通路、デッキも人人人で、終着まで立ちづめ……。
臨時も増発してましたが、単線非電化路線ですから、増発も限度があります。指定券も取れず、とにかく行って、運がよけりゃ座れたって感じでした。
あの沢山のお客さんは、何処へ行ったのでしょうか?
余部鉄橋は、観光名所でしたから、特急まつかぜで通過した懐かしい思い出があります。
Posted by: パノラマハイパー | 2010.04.12 06:28 PM
パノラマハイパーさん、こんばんは。
* あの沢山のお客さんは、何処へ行ったのでしょうか?
山陰に行く需要そのものが減ったのでしょうか、それとも車に流れたのでしょうか?
Posted by: たべちゃん | 2010.04.13 12:50 AM