第二京阪走行記(1)
近畿道門真ジャンクションから第二京阪道路に入る。片側3車線の広い道路。住宅地が多いためか、大阪府内は遮音壁が建てられていて、外の景色は見づらい。ガラガラというほどではないが、車は少ないので、快適に走行できる。
第二京阪は3つの料金区間(京都側から「A区間」「B区間」「C区間」とされている)に分けられているはずだが、料金所がない。交野南を過ぎると「B区間」になり、追加料金がかかるのだが、それでも料金所がない。そう思いながら走っているうちに、第二京阪唯一の休憩施設、京田辺パーキングエリアに到着した。第二京阪に入って15分も経っていない。それなのに、もう京都府に入ったのだ。車を停めることにする。
全長27キロあまりの第二京阪の距離を考えると、休憩施設の数は妥当なところであろう。問題は、その質だ。京田辺パーキングエリアは、トイレと自販機しかない。うどん、丼、カレーなどの軽食を食べることができるスナックコーナーや売店がないのは意外だ。その意味では不満が大きい。
もっとも、京田辺パーキングエリアのすぐ近くには学研都市線の松井山手駅がある。歩いて10分もかからない。パーキングエリアの中には関空へのリムジンバスのバス停があるので(京都からの便が発着する)、それを使って外へ出ることができる(公式にはそのような使いかたはできないことになっているが)。駅の周りにはショッピングセンターもあるし、飲食店もある。パーキングエリアに飲食施設ができるまでは、こうやって割り切るしかないだろう。地理に詳しい人しかこういうことはできないが。
私も松井山手駅近くのショッピングセンターの中で昼食を食べ、再び車を走らせる。しばらく行くと、ようやく料金所が出てきた。ここで払うのは一番西の「C区間」のみ。「A区間」「B区間」は出口(今回の場合は、名古屋インター)で払うのだ。(続く)
(参考:第二京阪道路ホームページ http://www.daini-keihan.jp/charge.html)
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