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阪急春の臨時列車で6300系復活!

 2008年秋から運転を開始し(2008年秋の記事乗車記、2009年春の記事、2009年秋の乗車記はそれぞれこちら)、すっかり定着した感のある嵐山への臨時列車。今年の春も運行されます。4月29日から5月9日までの、平日を除く8日間です。

 今年からは独自の種別も付けられました。梅田、河原町発着のものは「快速特急」、宝塚(今津線経由)、高速神戸発着のものは「直通特急」となります。河原町発着のものを除いて、淡路から桂までノンストップです。

 さて、使用される車両についてですが、ビッグニュースが飛び込んできました。なんと梅田9:51発嵐山行きの快速急行に2月末で引退した6300系が使われるのです。2扉転換クロスシートの6300系は、今の特急みたいにちょこちょこ停まるのには適しませんが、今回のように、長時間のノンストップ区間があるところにはいいかもしれないですね。
(参考:阪急ホームページ http://rail.hankyu.co.jp/files/whatsnew/hankyu_arashiyama_0420.pdf、阪急梅田駅時刻表)

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Comments

たべちゃんさま

おはようございます。
本文でご紹介されている6300系は、ブルーリボン賞受賞の第1編成6350Fのようですね。ちょっと驚きながら喜んでいます。

6300系はほとんどが廃車され、嵐山線用の短編成が数本残っているだけと思っていましたが、オリジナル編成を残してくれていたのですね。
通勤輸送には使いにくい2扉車を1編成まるまる保管しておくのは企業として非効率かと思いますが、こういう車両を保存運用していくのも大切な企業文化のひとつのように思います。
臨時列車等で上手に活用しながら末永く保存して欲しいと願います。

阪急の話題からずれますが、新幹線0系や500系(16両編成)も、このように臨時列車等で復活してくれないものかと考えてしまいました。

Posted by: たなか | 2010.05.04 07:55 AM

 たなか さん、おはようございます。

* 6300系はほとんどが廃車され、嵐山線用の短編成が

 私も嵐山線用以外はすべて廃車されたと思っていましたが、残してあったのですね。

 たまたま廃車する予定だったが残っていたので、臨時列車として起用したのかわかりませんが、(経営面ではともかく)ファン的な立場でみればありがたい話ですね。

Posted by: たべちゃん | 2010.05.05 07:40 AM

 現在2011年からの観光特急用に改装中の6354編成(6両)が、完成すると、この6350編成は当初は廃車予定でした(阪急の複数の管理職の方いわく)。ところがこの快速特急運転時、クロスシートの6300の評判が一般乗客に非常にいいため、これ(6350編成)も残し嵐山‐梅田間の快速特急3本のうち、2本をクロスシートで走らせようという話が現在浮上しており、そのため未確定であり、まだはっきりとはしていないが、6350編成は生き残るかもしれないとのことです。嵐山駅にて、運転課長および運転係長という、京都線運行の最重要キーマン2名がお話しされていましたからまず間違いありません。6354編成のみならず、6350編成も末長く生き残って活躍してほしいものです。

Posted by: TK | 2010.11.30 12:31 AM

 TKさん、おはようございます。

* ところがこの快速特急運転時、クロスシートの6300の評判が一般乗客に非常にいいため、

 やはり、京都まで行くとなるとクロスシートですね。

Posted by: たべちゃん | 2010.12.01 05:23 AM

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