「あけぼの」、新幹線が開業しても当分の間は存続
ダイヤ改正のたびに減る夜行列車。今年の3月に「北陸」「能登」が廃止されたのは記憶に新しいところです。
次のダイヤ改正は12月4日の東北新幹線新青森開業。上野と青森の間には、(東北新幹線とは全く並行しない)羽越線経由ではありますが、寝台特急が走っています。「あけぼの」です。この「あけぼの」について、新幹線開業と同時に廃止されることを危惧する声がありましたが、JR東日本秋田支社の話によればどうやら新幹線開業後も当面の間は存続するようです。
昨年度の「あけぼの」の乗車率は60%。結構いい数字です。今年度に入ってからは乗車率がさらに上昇する傾向にあるようですが、これは「あけぼの」廃止のうわさを聞いて乗る層があると思われます。
「あけぼの」は個室寝台のほかに、運賃と指定席特急料金だけで乗ることができる「ゴロンとシート」があり(青森側からは往復で16000円の格安の切符もあります)、好評です。しかし、車両はかなり古くなっています。ずっと残すなら新型車両に置き換えるなどの抜本的な改善が欠かせないのですが、そういう話がない限りはいずれは寝台列車というジャンルが消えてしまうことでしょう。
(参考:Web東奥 http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2010/20100707160049.asp?fsn=eb33f76037153e93cde084f7e7644d6f)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 中央線のグリーン車は10月13日から(2024.09.11)
- 小田急、新型「ロマンスカー」投入(2024.09.10)
「JR東日本」カテゴリの記事
- 中央線のグリーン車は10月13日から(2024.09.11)
- 北千住の「みどりの窓口」が復活(2024.09.14)
- 田沢湖線に快速(2024.09.01)
Comments
たべちゃんさんへ:
青森~弘前~秋田~坂田~新発田~新潟~新津間は、走ってませんし、東京都区内から羽越、奥羽線方面は、上越乗換を厭がるお客さんには、あけぼの利用はうってつけですから…………、車両が古くなったら、廃止になるのでは?
JRは新型車を導入する気ないですし………。
Posted by: パノラマハイパー | 2010.07.22 04:59 PM
パノラマハイパーさん、おはようございます。
* 車両が古くなったら、廃止になるのでは?
新車をつくらない限りは、いずれ廃止になってしまいますね。
Posted by: たべちゃん | 2010.07.23 04:59 AM