大阪市交通局、「PiTaPa」で1割引に
関西の地下鉄・私鉄に後払いで乗ることができる「PiTaPa」は、新たにクレジットカードをつくらないといけないという結構敷居の高いICカードです。しかも、個人情報を鉄道会社側に提供しても、割引がほとんどありません。毎月11回以上乗らないと割引が全くないという会社も結構あります。このような状態なら、わざわざ「PiTaPa」をつくるのはもったいないです。電車に乗るだけならJR西日本の「ICOCA」で十分です。
結構ケチな「PiTaPa」陣営の中で、積極的に割引をしているのが大阪市交通局。現在でも、毎月の利用額が1000円を超えると、割引が適用されます。その割引が10月1日から、パワーアップするのです。1000円以下の利用でも、必ず1割引となります(学生(要登録)は2割引に、65歳以上のシニア(要登録)は毎月の利用額が2000~8000円の場合は1割引以上)。確実に回数券レベルの割引は保証されるのです。関西に住んでいる人なら、沿線外に住んでいてもある程度は大阪市地下鉄を使いますので、確実に割引を受けることができます。
「PiTaPa」の割引制度は各社ごとにまちまちで分かりにくく、しかも割引は渋いです。大阪市交通局の場合でも、毎月1万円以上の場合は結構複雑です。この際、「『PiTaPa』で乗れば1割引」とわかりやすくするのも手ではないでしょうか? 昼間用や休日用の回数券はともかくとして、通常の回数券程度の割引を保証するのです。逆にいえば、これぐらいの割引をしないと「お得感」は実感できません。
(参考:大阪市交通局ホームページ http://www.kotsu.city.osaka.jp/news/news/h22/waribiki-up.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 中央線のグリーン車は10月13日から(2024.09.11)
- 小田急、新型「ロマンスカー」投入(2024.09.10)
「大阪市高速電気軌道」カテゴリの記事
- Osaka Metroと北大阪急行、乗継割引を拡大(2024.07.21)
- 中央線の支線は15分間隔で線内折り返し(2024.07.05)
- 箕面萱野に行ってきました(2)(2024.05.08)
- 箕面萱野に行ってきました(1)(2024.05.07)
- 箕面萱野に行ってきました(0)(2024.05.06)
Comments
大阪市交通局が10%引いてくれると金券屋でスルッとKANSAI系のカード買って使うよりお得で便利にはなりまね。
金券屋がどう出てくるかが興味深いとこですが。
Posted by: Noriyuki | 2010.07.11 03:18 PM
Noriyukiさん、こんばんは。
* 大阪市交通局が10%引いてくれると
今まででもある程度の割引はありましたが、確実に1割引いてくれるのならば「PiTaPa」を買おうとする人は出るでしょうね。
* 金券屋がどう出てくるかが
休日用の回数券もばら売りされているので、使う機会はあります。
Posted by: たべちゃん | 2010.07.11 10:28 PM
以前はよく回数カードを使っていましたが、最近は割引率の高い1区特別回数券(スル関の併用)を使うことが多くなりました。
1区特別回数券は3ヵ月後の月末までという起源がありますがこのくらいの頻度では使用しますので…。
Posted by: うえしょう | 2010.07.15 12:41 PM
うえしょうさん、こんばんは。
* 最近は割引率の高い1区特別回数券(スル関の併用)を使うことが
ある程度使うのなら、そういう方法もありますね。
Posted by: たべちゃん | 2010.07.15 11:48 PM