「Suica」「TOICA」「manaca」の相互利用は二段階で
以前にも書きましたが、来年2月に名鉄や名古屋市交通局などが導入するICカード「manaca」は、JR東日本の「Suica」、JR東海の「TOICA」とも相互利用できるようになります。しかし、当初から「Suica」などと相互利用できるわけではありません。相互利用は二段階に分けて行われます。
まず、2012年春を目途として、「TOICA」と「manaca」の乗車券機能の相互利用とIC連絡定期券の発行が可能になります。そして、翌年の2013年春を目途として、「Suica」と「manaca」の乗車券機能の相互利用が可能になります。首都圏と名古屋は遠すぎるので、IC連絡定期券の発行はできません。「Suica」「TOICA」「manaca」の電子マネー機能の相互利用も2013年春に可能となるようです。
話は変わりますが、「TOICA」について新たな動きが出てきました。来年春にJR九州のICカード「SUGOCA」と相互利用できるようになるのです。参考ながら、同じ時期には、JR西日本のICカード「ICOCA」も「SUGOCA」と相互利用できるようになります。電子マネーも使えるところ、西鉄のICカード「nimoca」、福岡市交通局のICカード「はやかけん」と共通利用できないのは、「ICOCA」と同じですね。
(参考:名古屋市交通局ホームページ http://www.kotsu.city.nagoya.jp/info/2007/006375.html、JR東海ホームページ http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000008821.pdf)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 迂回運転で遅れたらポイント(2025.02.05)
「JR東日本」カテゴリの記事
- 2時間半ノンストップの快速(2025.01.25)
- 奈良線に特急「いにしへ」、大和路線の「まほろば」も増発(2025.01.18)
- 仙石線にE131系(2025.02.03)
「JR東海」カテゴリの記事
- 「EXサービス」見直しで、一部商品は大幅値上げへ(2025.01.31)
- 奈良線に特急「いにしへ」、大和路線の「まほろば」も増発(2025.01.18)
- 激安フリー切符で近江鉄道旅(2)(2025.01.21)
- 激安フリー切符で近江鉄道旅(1)(2025.01.20)
「JR九州」カテゴリの記事
- 「EXサービス」見直しで、一部商品は大幅値上げへ(2025.01.31)
「名鉄」カテゴリの記事
- 名鉄広見線新可児-御嵩間、6月に存廃判断へ(2025.01.06)
- 名鉄バスセンターの建て替えで付近に仮設バス停を設置(2024.12.01)
- 「県民の日学校ホリデー」は小学生150円で乗り放題(2024.11.03)
- 馬籠へQRコードを使った切符(2024.09.25)
- 白と青が逆の「ミュースカイ」(2024.06.02)
「名古屋市地下鉄」カテゴリの記事
- 名古屋市営地下鉄東山線、3月29日ダイヤ改正で増便(2025.01.23)
- 名古屋市交通局鶴舞線のホームドア整備が遅れたわけ(2024.03.31)
- 18歳以下なら「ドニチエコきっぷ」でガイドウェイバスも乗車可能(2023.10.09)
- 桜通線、平日も10分間隔(2023.07.23)
- 名古屋市交通局も「manaca」マイレージポイント激減(2023.06.02)
Comments
JRと私鉄・地下鉄の連絡定期のIC化が殆ど進んでいない関西はいつの間にか福岡・名古屋にも抜かれるICカード後進地帯になってしまいました。。。
やはり、京阪を除く私鉄側がポストペイオンリーにこだわってるのが原因ですね。
来春からセブンイレブンで交通系ICカードが使えるようになりますが、pitapaは蚊帳の外のようです。
Posted by: わたた | 2010.08.18 01:52 AM
わたた さん、おはようございます。
* やはり、京阪を除く私鉄側がポストペイオンリーにこだわってるのが原因ですね。
はっきり言ってそうですね。新たにクレジットカードが必要になる「PiTaPa」の敷居は非常に高いです。
まずはICカードに慣れてもらうのが先決なのではないでしょうか?
Posted by: たべちゃん | 2010.08.18 04:51 AM