航空機にも立席が登場か?
電車だと混んでいたら立たないといけないのですが(裏を返せば、立つことができるから詰め込みが利く、という点もあるのですが)、航空機は必ず座らないといけないというのが「常識」でした。
しかし、その「常識」を覆そうとするところが出てきたのです。航空機内のトイレを有料化しようとして物議をかもしたことでも知られるアイルランドのライアンエアーです。立席は、遊園地の立ち乗り型ジェットコースターのようなものに乗客がもたれかかり、レバー型のベルトで肩と腰を固定します。飛行時間が1時間程度の短距離便について(立席は機内の後方に用意します)、安全性を確かめたうえで、2年以内に導入を予定しています。運賃は600~1200円とかなり安くなります(ただこの会社、運賃のほかにもいろいろな費用がかかるようです)。この立席の採用により、より多くの乗客を乗せ、収入を増やすのが狙いのようです。
しかし、このライアンエアーの計画については、イギリスの航空当局が安全性の面から難色を示しています。乗客の評判も良くなく、同様のLCCで導入を考えていたところも慎重姿勢に転じたところがあります。
(参考:47NEWS http://www.47news.jp/CN/201008/CN2010081701000665.html)
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