成田スカイアクセスと「スカイライナー」(2)
次は「スカイライナー」のライバル、JRの「成田エクスプレス」。「成田エクスプレス」も「スカイライナー」に対抗して新型車両(E259系)に置き換えられた。もっとも、JRは千葉を通るため遠回りで、成田スカイアクセスのように時速160キロで走ることのできる区間もない。新宿や横浜に直通することができるという、便利さが売りだ。発車直前に整備が終わり、座席に座る。すぐに発車だ。早速車内販売が始まる。「スカイライナー」にはなかったことだ。
しかし、通勤ラッシュで本数が多いこともあるだろうが、遅い。結局、千葉まで41分かかった。「スカイライナー」なら日暮里に着く時間だ。
千葉からは総武線に乗り、幕張本郷で降りる。海浜幕張行きのバスに乗り換えるのだが、次に乗るバスは変わっている。連節バスなのだ(全てのバスが連節バスなのではなく、平日の場合、朝は海浜幕張駅行きに、夜は幕張本郷駅行きに重点的に投入されているようだ)。バスターミナルの詰所で先に210円を払う(これは混雑する平日の朝だけの措置のようで、10:30過ぎに再び幕張本郷に寄ったときには、詰所は跡形もなく消えていた)。もちろん「Suica」が使える。長さ18メートルもある連節バスの威力で2か所の入口から一気に乗客を乗せ、2分ほど遅れて出発した(バスの到着が遅れたため)。
バスが発車すると、自動で案内放送が流れる。その声の主は、千葉ロッテマリーンズの渡辺投手だ。盆休みで交通量が少ないのかもしれないが、バスはスムーズに進む。
このバスは急行なので、海浜幕張駅近くまでノンストップで走る。最初のバス停は富士通。富士通の社員だろうか、一気に降りる。最初に運賃を払っているため、降りるのもスムーズだ。次の停留所はNTT。降りたのはNTTの社員か? あともうひとつ停留所に停まったら、終点の海浜幕張駅前。今度も渡辺投手のアナウンスかと思ったら、大松選手だった。(続く)
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