成田スカイアクセスと「スカイライナー」(3)
台風の影響で風が強く、海岸沿いを走る京葉線のダイヤが乱れているようだ。武蔵野線からの直通も運休している。取りあえず、海浜幕張8:59発の電車に乗って、南船橋まで行く。E233系5000番台の新車だ。南船橋で武蔵野線に乗り換え。ホームで待っていたら、蘇我方面のホームから、先発の電車が出て行った。仕方ないので、次のに乗って新八柱に行く。
JR武蔵野線の新八柱駅と新京成の八柱駅は隣接している。新京成に乗り換える。次の電車は京成千葉線の千葉中央まで直通する電車。日中は20分間隔で運転される。半分が直通する格好だ。
新京成は旧日本軍の鉄道連隊の線路を転用したものである。カーブが異様に多い。JRとの乗換え駅である新津田沼を過ぎるといつの間にか単線になり、京成津田沼からは京成千葉線に入る。最初の駅の京成幕張本郷で降りた。
JRで船橋に戻り、京成の「シティライナー」に乗る。成田スカイアクセスが開業するまで「スカイライナー」として走っていた車両が、従来通りの京成本線経由で日中を中心に1時間に1本、走るのだ。京成船橋から乗る場合、8号車のドアのみが開く。ここで特急券のチェックをするのだ。それにしても「シティライナー」は空いている。私の乗った7号車は京成船橋からの客がいるためにそれなりに人がいるが、あとはガラガラ。特急料金が高すぎるのだ。京成船橋発着だと500円で済むが、それ以外だと920円もかかる。「スカイライナー」だったころならともかく、成田スカイアクセスが開業した現状では対応できない。特急料金を下げるとともに京成船橋以東の主要駅に停車し、沿線住民の集客を図る方向に転換したほうがいいだろう。「モーニングライナー」「イブニングライナー」が終日運転されるような感じだ。
「シティライナー」は看板列車として走り続けたせいか、かなりくたびれた様子である。外国語の表示も英語のみ。今なら中国語や韓国語も表示されるので、時代を感じさせる。(続く)
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