いすみ鉄道で、まさかのキハ52復活!
ローカル線の普通列車用の車両として、(キハ20などの同様のタイプを含めると)全国各地で見られたキハ52。最晩年はJR西日本の大糸線で使用され(そのときの乗車記はここ)、先月に引退したばかりです(定期列車としては今年3月のダイヤ改正で引退しましたが、イベント用の列車として何回か使われました)。
大糸線のキハ52は1963年製。50年近く経っているので、普通は廃車の運命です。博物館などで保存されれば上出来です。しかし、その超中古車キハ52を現役の車両として購入するところが出てきました。先月、会社が存続することが決定した、いすみ鉄道です。希望者にお金を払わせることで運転士になることができる話で話題になったところです。
いすみ鉄道は、所有している6両のレールバスの更新を行うとともに、鉄道ファンを呼ぶためのツールとしてキハ52に目を付けたのです。購入するのは大糸線で最後まで走っていた3両のうちの1両。来年春から運行を始める予定です。かなり古い車両ですが、いすみ鉄道サイドでは、きちんと整備すれば、あと10年は持つと考えているようです。
いすみ鉄道は、もともとは国鉄の木原線。木原線では、キハ52と同タイプのキハ20が走っていました。そのころの懐かしい国鉄ローカル線のイメージの復活を目指しているのです。東京の電車はすっかり新しくなりましたから。
(参考:千葉日報ウェブ http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1283911688)
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