近鉄新型特急はオール3列シート
2013年にデビューする予定の、近鉄の新型特急。このblogでも取り上げた話なのですが、新たな情報が入ってきました。6両全部が3列シートなのです。車内で食事できる空間(ビュッフェのことか?)や個室(「ビスタカー」の階下席のような半個室はありますが、本格的な個室はこれまでなかったようです)もあるため、従来よりも高い特急料金を適用することにしたのです。なお、新型特急のデビューと同時に、時間帯などで特急料金を変動させる制度を取り入れるようです。
近鉄の小林社長の話では、新型特急の登場に合わせて、特急料金をのみならず、利用状況に応じてダイヤや停車駅も見直す考えのようです。減便の話につながるのでしょうか?
小林社長は特急車両の阪神乗り入れについても言及しています。特急列車の定期運転はすぐにはできないものの、「楽」や「あおぞら」といった団体専用列車を使って、三宮・姫路から伊勢志摩方面へ試験的に運行を行うようです。阪神側も団体列車の運行には積極的なようで、早く運転したいとのことです。姫路方面から伊勢志摩へは、これまでJR西日本がキハ181系を使って修学旅行用の団体列車を運行していましたが、キハ189系への置き換えに伴い、姫路からの修学旅行列車の運行を終了します。それを補う意味もあるでしょう。それにしても、乙特急用の汎用車両ではなく、「楽」などが乗り入れるとは少し想定外ですね。
(参考:MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100915/biz1009152217024-n1.htm)
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