225系は12月1日デビュー
このblogでも何回か取り上げた、JR西日本の新型近郊型車両、225系。12月1日にデビューすることになりました。
すでに御存じのとおり、225系は2つのタイプの車両がつくられます。最高速度が時速130キロで2列+2列シートの0番台(110両製造)と、最高速度が時速120キロで2列+1列の5000番台(116両製造)です。12月1日には、0番台、5000番台が同時にデビューします。
投入される路線は、0番台がJR京都線・JR神戸線など。敦賀-米原・近江今津-大阪-上郡・播州赤穂間です。草津線にも乗り入れます。5000番台が阪和線・紀勢線(周参見以北)・関西空港線・大阪環状線・新大阪-西九条間です。
5000番台についていえば、紀勢線や新大阪-西九条間にも乗り入れるので、113系・117系・221系を置き換えていくのでしょう。5000番台は223系0番台・2500番台と基本的な仕様が同じなので、阪和線・紀勢線の快速系の車両は同じタイプの車両に統一されます。223系0番台・2500番台と同じ運用で「関空快速」などにも起用されるのでしょう。運用の合理化が図れます。
なお、置き換え対象となる車両のうち、朝夕だけですが、117系は和歌山線にも使われます。しかし、225系の投入線区には入っていません。ここだけに117系が残るとは考えにくいのですが、どうするのでしょうか? 「通勤・通学時の助っ人」と割り切り、阪和線あたりから103系を持ってくるのでしょうか?
(参考:JR西日本ホームページ http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174977_799.html、Railway Enjoy Net http://www.railway-enjoy.net/unyo/waka105_117.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR西日本」カテゴリの記事
- 奈良線に特急「いにしへ」、大和路線の「まほろば」も増発(2025.01.18)
- 「サロンカーなにわ」に乗ることのできるミニツアー(2025.01.12)
Comments
はじめまして。ああああといいます。
プレスリリースで発表された運転路線図を見ると、本線では0番台は今は8連固定しかないのに、米原~敦賀~近江今津も路線図に含まれています。今年度に、4連も新造するのではと首を傾げます。
5000番台は新大阪、周参見といった113系の運用だけでなく関西空港へも乗り入れとなっています。
ということは、103系4連、113系だけでなく、223系も置き換えるということでしょうか。
関空・紀州路快速は最終的には8連運転となっていますが、221系、103系、113系より座席が少ない列車をそのままの両数で置き換えるのは疑問と私は思います。
特に朝の113系4連による新大阪発着1往復が4連そのままで置き換えられたら悲惨です。
中間車の座席定員は、103系は54名、113系はセミクロスシート72名・転換クロスシート56名、221系64名です。これに対し225系5000番台は46名です。
さらに225系では、上り寄り先頭車も車いすスペースがある分223系と比較して座席定員4名減です。8連なら1編成2箇所というのも理解できますが、どうやら4連でも2箇所です。
いずれにしても12月1日の段階では103系や113系を暫定的に置き換えていき、3月までの間に置き換え対象を転属していくのではないかと思います。
Posted by: ああああ | 2010.09.20 02:02 AM
ああああさん、おはようございます。
* プレスリリースで発表された運転路線図を見ると、
0番台は4両や6両のバージョンもありますので、4両のものが敦賀に行くのではないでしょうか?
* ということは、103系4連、113系だけでなく、223系も
さすがに製造されてから2年のものもある223系は転属されないでしょう。223系と225系が一緒になって快速系の運用をこなすだけです。
* 221系、103系、113系より座席が少ない列車をそのままの
阪和線の混雑(+大きな荷物を持った関空への旅行客)に対応するため立席部分を広く取った2列+1列の構造なので、どうしても座席数は減ってしまいますね。8両より長くはできませんが、4両や6両を8両にしてカバーできればありがたいです。
Posted by: たべちゃん | 2010.09.20 07:32 AM